過去を評価出来るのは現在であるように、現在を評価出来るのは未来だけ?
今回紹介する『無意識を鍛える』の中では、未来を具体的に想像出来るほどに、現在を自分の望ましい評価の状況にしていくことが出来るということが言われております。また、想像出来ないことは実現が出来ないという法則もある為、未来を想像することの重要性が語られております。
このような切り口で、自己実現をする為に、無意識を飼いならす方法論はなかなかに興味深く、本書を読了するまでにかなりの気付きがありました。
前回に引き続き、今回も『無意識を鍛える』の中で私が気付きを得た部分を紹介することで、本書の魅力をご紹介したいと思います!
こんな方におすすめ
- 自己実現をしたい方
青字が『無意識を鍛える』からのハイライト(引用文)です。
目次
目標や才能よりもできる感覚のが重要
『無意識を鍛える』
- ジョン・レノンも言いました。 「才能なんてくずの寄せ集めだ。唯一あるとすれば、自分はできるという感覚、それこそが才能
- 心理療法家にミルトン・エリクソンという人がいます。 エリクソンはこんなことを言ってます。 「目標というのは重要ではない。目標に対して前に進んでいる感覚が重要なのであって、その前に進んでいる感覚が現実をつくるの
目標よりも目標に対して進んでいるという感覚、才能よりも自分はできるという感覚といったような自己効力感の方が大事。
知るより思い出すほうが大事
『無意識を鍛える』
- パラレルワールド(平行世界)は、さまざまなレベルの自分が同時並行で走っていて、どのレベルに行こうが自由です。上のレベルに行きたければ、すでに達成している自分を思い出せれば、そこに行けます。思い出さないから、行けないのです
- 「どのようにしてこれを達成したのか。どのようにして必要なものを集めたのか。思い出しておいてください
知るでは無くて、思い出すのが大事。
未来の記憶を思い出す
時間の流れは未来から過去に流れる
『無意識を鍛える』
- 時間というのは、未来から現在、そして過去へと流れています
- 時間は未来から過去へと流れますから、「今、お金を避けないといけませんね」となり、「過去も貧乏、苦労だらけ。そういう出来事にしておく必要があります」となるのです
未来を過去にする
『無意識を鍛える』
- 「なるほど。そういうやり方もありましたね。じゃあ次の 10 年につなげていきます」 と受け取ってください。 こうやって未来の記憶をどんどん過去のことにしていきます
- 時間の原理を利用して「未来から見た過去」をつくっていくことが、絶対に必要になります。 まずはゲーム感覚で妄想してみてください。 未来の記憶を思い出し始めますから、メモを取っておいてください。 やればやるほど、記憶の輪郭がはっきりして、リアルになっていきます。 それに現実が本当に追いかけていきます
- 時間は未来→現在→過去に流れるため、 未来をどうセットするかで「現実」が変わってくるのです
過去を評価出来るのは現在だけであるように、現在を評価出来るのも未来だけです。未来を知るよりも思い出すという感覚を持つことが大事と理解しました。
変化の抵抗を減らす
『無意識を鍛える』
- 人も急激な変化に潜在意識が抵抗します。 ですから、気づかないうちになじませればいいのです
ちょっとずつ変化させていけば、潜在意識は抵抗しないということですね。
想像できるから達成できる
『無意識を鍛える』
- 達成できないことはもともと想像できません
- 達成可能であることを誰かが示すと、急にみんなが達成し始める
まずは想像することが大事。予祝に似てますね。
潜在意識が動き出す閾値
『無意識を鍛える』
- 確信度合いが 60%を超えると「達成できそう」という信じ込みになり、潜在意識が達成しようと動き始めます。 しかし、 60%未満だと、「ほら、言わんこっちゃない。達成しないじゃん」と証明し始めます
60%の信じ込みが芽生えれば、達成させる為に潜在意識が動き始める。逆にそれを下回ると逆に動き始める。
信じ込みというか、自己効力感を高く保っていることが如何に重要かと言えると思います。
ネガティブな出来事に対する解釈を自己決定感が産まれる解釈に変える
『無意識を鍛える』
- 避けたいことを見ないようにするのではなく、最終的に「このネガティブな出来事はこういう喜びや感謝につながるんだ。こういうふうに対処するんだ」と解釈し直しておくことで、自己決定感が生まれます
- 避難訓練のように慣らしておくと、コルチゾールが出るほど海馬は元気になります。ストレスがかかればかかるほど、「面白いじゃないか」と反応し、自己決定感が出てくるのです。 想定外のことが起きるから海馬が慌ててしまうので、あらゆることを想定内にしておくわけです
- 自己決定感があると、成功率はどんどん高まるのです。 どちらがタフに富を集めて充満させられるかは明白です
ネガティブを見つけて解釈を再定義すれば、自己決定感を産む為のきっかけになる。
おわりに
『無意識を鍛える』の中で気付きを得た部分を紹介してきましたが、この記事で気づきがあったという方は是非、本書を手に取ってみていただくのをお勧めします!
きっと、自己実現を為すための基盤となると思います。
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他にも、私が多くの気付きを得た書籍を紹介しておりますので、気になった方はみていってくださいね!
ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/