あなたは、何か成し遂げたいことが出来たり、身に着けたい能力が出来たり、成りたいあこがれ出来た場合にどうしますか?
やりたいことを熱く語ったり、成りたいモノになる為の道を探したり、とりあえず何かしらの行動をとりますか?それらは目的に対しての方法としては間違いではありません。ですが、本気で思いを成し遂げたいのであれば、習慣化をするのがお勧めです。
今回は習慣の持つ力をご紹介しつつ、上手く習慣形成をする為のコツをご紹介します。
こんな方におすすめ
- 何かを成し遂げたいという強い思いがある人
- 頑張ろうとして3日坊主になりやすい人
- 目標実現の方法論を知りたい人
目次
習慣形成のメリット
習慣は力を手にする方法
「継続は力なり」という言葉があります。裏を返すと継続が出来ていないコトは力に成りえません。我々が何かを成し遂げたい時に、掲げる目的は語学力をつけたいであったり、筋力をつけたい、技術力を付けたいという「力」を手にすることが多いです。これを手に入れる為には、継続が必要です。そして、その継続は、習慣によって成し遂げられるのです。
人格は行動ではなく、習慣が創り上げる
また、こう在りたいという人格が見つかったときに、1つの行動ではその人格は産まれません。正直者で在りたいという人物が、1度だけウソをつかなかったからといって、正直者という認知は産まれません。行動を積み重ねた習慣でこそ、人格が形成され、認知が産まれるのです。
慣性の力を利用できる
習慣形成は、目的の為の路にレールとトロッコを用意し、レールの上のトロッコを動かすイメージに近いです。路を創る行為であったり、その路で走り出すのはなかなか大変です。トロッコを動かし、速度を出す為には加速する為のパワーが必要だからです。しかし、習慣という言葉には慣という字が含まれていますが、このトロッコが一度走り出すと慣性の力が得られる為、特に頑張らなくても走れるようになります。逆に、走り出すと止まれなくなる位、強力に目的地に向かって走るパワーが得られます。先ほどの「継続は力なり」と紹介しましたが、習慣は継続をする為の強力なツールなのです。何かの力を形成したい人は、是非習慣というツールを使った方が良いです。
習慣形成のコツ
そんな習慣を形成する為のコツや方法を4つご紹介します。
習慣内容は簡単に実践出来る行為にする
習慣として設定する行為を難しく・複雑にした際に、遂行出来たときに得られるモノは大きいのですが、少しでも出来なかった場合に発生する負の要素が大きいです。自分がその設定行為を出来ないと、落胆してやる気がなくなってしまいます。そういった経験を積み重ねると、自信を喪失して自分には出来ないといった認識を作り出してしまいます。それこそ習慣を形成する為の力と真逆の力を創り上げてしまいます。
ですので、習慣化内容は簡単に実践できる行為にするのがお勧めです。英語の勉強を例にとって説明します。
ダメな設定例:朝の7時に起きて、30分リスニングし、30分リーディングする
リスニングを20分しかできなかったとか、朝の7時に起きられなかった場合に、出来なかったという認知が産まれ、習慣力の低減と自信の喪失がうまれる
良い設定例:朝起きたら英語の問題を何でも良いから1問解く
実際は、この1問が勉強のきっかけとして価値があり、大体の場合は目標設定をした1問で収まるコトはありません。勉強はきっと捗るし、自分の中で、習慣を守ったという積み重ねが出来、自信が産まれます。習慣を創る為の習慣力みたいなモノを養うことができます。
よほどの大問題が起きない限りは、その目的を実施できるような簡単なモノにしておくと良いです。
時間と場所をセットにすると良い
習慣化をするときは、時間と場所をワンセットにすると良いです。例えば、通勤時に電車に乗ったら英語の勉強をするというモノであったり、朝起きたらリビングでその日の計画を立てるとか、寝る前にダイニングでブログを書くといった感じです。通勤手段という既に習慣化されている行動や、寝起き・お昼ご飯・夕ご飯・寝る前といった生理現象を契機とすると習慣形成がしやすいです。とりわけ、場所が大事で、出来れば習慣毎に場所を変えると良いです。この場所は、これを実行する場所みたいな認知を創ると習慣が定着しやすいです。その場所にいくと、スイッチが勝手に入るような状況が産まれる為です
習慣を妨げるモノを取り除く
習慣を妨げるモノというと色々あります。勉強をするときに、机の上が整理されていないと、なんだかその行為を行うのが難しくなります。出来るだけ、習慣をスムーズに遂行できるように、環境を整えておくのが重要です。
予祝:習慣遂行の「意志」を根付かせる
意志を根付かせる
さて、習慣形成では少なからず行為を積み重ねる為の意志の力が必要です。この意志の力を形成する為にオススメなのが予祝です。予祝とはあらかじめモノゴトが成し遂げられたコトを想像して、その結果をお祝いするという方法です。予祝をして、喜びを感じるコトをする事は、最高のイメージとレーニングで、多くの著名人が使っています。予祝ではお祝いで楽しんだり、喜んだりするのですが、さらにその感情になる理由を深堀します。この喜びの感情の深堀をすることで、喜びという根っこから生える力強い意志を形成するコトが出来ます。
効率を上げる
今回のテーマから少し脱線しますが、成果=効率×量という公式があります。今回のテーマはこの量を捻出する為に、習慣形成が重要というところなんですが、予祝を行うと量だけでなく効率を上げるコトもできます。「好きこそモノの上手なれ」という言葉があるように、好きなコトを夢中でやるのと、嫌いなコトを苦労してやるのでは、前者のが圧倒的に効率が高いです。予祝は先ほど紹介したように、目的の達成したとき喜びが意志と結びつき、その行為自身が好きになります。この為、夢中のパワーという効率も得やすいという効果があるのです。
まとめ
まとめます
- 何かの力を獲得したいとき、人格を手にしたいときは習慣化がオススメ
- 継続は力なりというように、継続なくして力は得られない
- 継続をしやすくする慣性の力を産みだすのが習慣である
- 目的地にたどり着く為に、習慣というレールをを形成すると、止まるコトが難しいほどの力を得られる
- 習慣を形成するコツ・・・
- 簡単な行為を設定するのが重要
難しい行為を設定すると習慣形成に時間が掛かるし、自信喪失だけでなく習慣力を喪失するリスクが大きいから - 時間と場所を紐づけると習慣化しやすい
- 習慣を妨げるモノを排除する努力が重要
- 習慣形成の意志と効率を手にする為に予祝がオススメ
- 簡単な行為を設定するのが重要
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