ファンづくりには物語が必要で、物語には「負け」や「挑戦」が必要!ということで、自分や自分の所属するコミュニティーが活躍してく為には、ファンが必要ですが、そのファンの作り方として今まで聞いたことがなかった切り口でのノウハウを教えてくれたのが、終わりコンビのキングコング西野亮廣さんの『新・魔法のコンパス』の一節でした。
この考え以外にも、"集客とは不安を取り除いてあげる作業"という解釈であったり、面白い視点を『新・魔法のコンパス』から得ることが出来て、とても有益な本でした。
今回は、私のほうでもこの本で紹介されている内容を血肉としたかったので、振り返りを兼ねて本の紹介をしていきます。
青字が『新・魔法のコンパス』からのハイライト(引用文)です。
目次
どこに向かって球を投げるべきか?
『新・魔法のコンパス』からの引用
- 現代の広告は「セカンドクリエイターをいかに巻き込むか?」にある。 つまり、セカンドクリエイターが参加できる〝余白〟を残しておく必要がある
- セカンドクリエイターを狙うんだよ。 彼らが何に興奮し、何で満たされるのかを徹底的に勉強するんだ。 ラジオに喩えるなら、ハガキ職人が参加したくなるようなお題を考えるんだ
- 『オーディエンス』に向けて球を投げちゃダメだよ。そこはもう数が少なくなっている
いまだに、多くの方が、オーディエンスに球を投げていると思います。
集客とは不安を取り除いてあげる作業だ
『新・魔法のコンパス』からの引用
- 『集客』というのは、「楽しめるかな?」「置いてきぼりにならないかな?」といった〝不安を取り除いてあげる作業〟だ。 「お客さんの安心を担保する作業」と言ってもいい。
この発想はなかった。
リピーターを作る為に気を付けるべきこと
『新・魔法のコンパス』からの引用
- 『満足度』─『期待度』=リピート度 満足度というのは「行った後の実感値」のことで、期待度というのは「行く前の期待値」のことね。 リピーターを作るには、この計算式の答えを「プラス」で終わらせなきゃいけない
- 一度離れたお客さんは簡単には帰ってこない。 誇大広告は、「簡単には帰ってこないお客さんを増やす作業」と捉えておいたほうがよい
- パンフレットに掲載する写真に、「奇跡の一枚(超絶景)」を使っちゃダメ。 足を運んでくれたお客さんが期待した超絶景を、現地の景色が超えないから、「来年、また来ますね」とはならない
ブログの記事のタイトルでも感じる事がある。興味を引く記事だけど、中身を見たらがっかりっていう。こういうのは避けないといけないと思う。
ファンを正しく識別すること
『新・魔法のコンパス』からの引用
- 『ファン』というのは、 「企業やブランドや商品が大切にしている〝理念〟を支持してくれる人」のことを指す
- 変化を否定してしまう人は『ファン』ではなく、『ドリームキラー(キミの夢を壊す人)』だ。
- キミが大切にしなきゃいけないのは、キミが大切にしている『理念』に共感し、変化していくことを応援してくれる「ファン」で、その人以外は、キミの「ファン」ではない。
- 鎖国空間〟は、突き抜けた表現をする上で必要だった
別の本でも、ドリームキラーを避ける為のSNSの使い方が紹介されていて、Facebookの友人の断捨離しました。結果として心置きなくアウトプットが出来るようになって、快適です。
「負け」や「挑戦」の無い物語なんて売り物に成らない
『新・魔法のコンパス』からの引用
- ファンづくりに必要なのは『物語』
- 勝ちがあって、負けがあって、リベンジがあって、『物語』になるわけで、読者の感情曲線をキチンと上下に振ってあげなきゃいけない
- 皆、「負け」を避けたがるけど、「負け」の無い物語なんて売り物にならない。 これは、とっても大切なことなので、覚えておくといいと思う
- 数字が伸びる時というのは明確で、成功しようが失敗しようが「挑戦している時」だ。 なるほど、こっちのほうが『物語』として面白いわけだ。
この話を読んで、ブログの記事の内容はお役立ちだけでなくて、挑戦過程を魅せることでもエンタメとして成立するのだと気付きがあった。近いうちに、自分が考える構想を具現化する過程を記事にしていこうと思う。
避けなきゃいけないのは無風
『新・魔法のコンパス』からの引用
- キミへのバッシングは積極的に拡散しよう。 そうすることでブルーオーシャンである時間が延びる
- もし『向かい風』が吹いているのなら、そいつはキミの身体を大きく前に進めてくれるエネルギーとなるから、その風は避けずに、正しい帆の角度を探るといい。 キミが本当に避けなきゃいけないのは『無風』だ。 定位置にいるようだけど、実際のところはジリジリと後退している。
夢を追いかける人間の責任
『新・魔法のコンパス』からの引用
- キミは、皆が捨てて今はもうゴミになってしまった夢を持ち続けている『ゴミ人間』で、彼らからすると、キミは酷く汚く、そして酷く臭い。
- キミの夢は彼らの希望になる。 キミが彼らを助けてあげるんだ。 それが夢を追いかける人間の責任だ
私も、夢があり、きちんと追いかけて物語を作っていこうと背中を押された一文だった。
おわりに
今回紹介した内容は『新・魔法のコンパス』に書かれている一節に過ぎませんが、もしもあなたも紹介した内容に気付きや共感を得たならば、この本を手に取られるのをお勧めします。
あなたも、人生のコンパスを手に入れましょう!また、私はさらにオンラインサロン「「西野亮廣(にしのあきひろ)エンタメ研究所」」のメンバーでもありまして、こちらは現在の西野さんの挑戦を垣間見ることが出来て、面白いです。なんか、宗教だみたいにディスられていることもありますが、個人的には面白いコンテンツが読めるのでお勧めです。彼の回し者では無いのですが、月額1,000円ということで、1日33円の読み物で気づきを得られると考えると損は無い気がして、オススメです。気になったら加入してみてください!
他にも私のほうで気付きを得た書籍を紹介しておりますので、あなたが私の気付きに共感する方であれば、観て損は無いと思いますので確認してみてください!
ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/