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28年前にSFC版をプレイ経験者による、リメイク版『ライブアライブ』のプレイ感想

2022年8月10日

28年の時を超えて、Nintendo Switchでリメイクされた神作『ライブアライブ』をプレイした感想をご紹介!

ライブアライブのその独特な世界観をより深めつつ、プレイする人を選ぶ理不尽な仕様が緩和され、万人がプレイし易いゲームにリメイクされておりました!

今回感想をご紹介する「ライブアライブ」

こんな方におすすめ

  • ライブアライブのリメイク版が気になっている方
  • 旧ライブアライブをプレイしたことがある方
  • 面白いゲームを探している方

ライブアライブについて

ライブアライブは1994年にスクウェアからSFCで発売された作品で、私がプレイしたのは小学校6年生のときになります。

主人公が8人いるということで、各主人公の名前に仲の良い友達の名前を付けたのが思い出に残っております。

かなり癖のあるゲームで、当時は攻略サイトのようなものが無かったので、ファミ通などを読んで隠し要素を攻略していた記憶があります。

リメイクで便利になった点

攻略サイトにまとめて載っていますが、28年前のスーパーファミコン版にはなくて、リメイクで便利になった点を、両者を実際にプレイした自分観点でご紹介します。

シーン&会話スキップ機能が快適

リメイク版では、R2ボタンで各イベントや、会話をスキップ出来るようになりました。

この機能が、近未来編でのアイテム改造や、原始時代編でのアイテム集めといった、一部のやり込みで非常に便利でした。

原始時代編のクイズは、じっと原始人たちの動きを観て2択に正解しないといけないのですが、

正解をする為にちゃんとクイズを観る

よりも

確率が1/2なので選択肢を選んでクイズをスキップする

ほうが、時短になるんですよね。

原始時代編では、初期のポゴの集落で最後まで使えるアイテムを作成出来るので、この機能を活用して効率的な攻略が出来ました。

複数主人公の並列進行可能

次に、良いなと感じたのが、複数主人公での並列進行が可能な点です。

原始時代編や幕末編はやり込みをしようとしたときに時間が掛かるんで、息抜きがしたくなるんですよね。

あるいはSF編は普通に怖いので、ちょっと息抜きに他のストーリーが進められると救いに感じるプレイヤーもいるはず。

Break Downするとドロップしなかったが、その制限がなくなった

SFC版では、ロボットの敵をBreak Downではなくて、普通に倒さないとゼンマイとか、強化パーツを落としませんでした。

この為、からくり丸を仲間にする為や、タロイモ、キューブを強化する為にロボットキャラも頑張って倒す必要があったのですが、リメイク版ではこの仕様が無くなりました。

人によっては、ぬるくなって、やりこみ要素が減ったというイメージがあるかもしれませんが、個人的にはちょうどいいレベルに落ち着いたかなと思ってます。

レアドロップがし易くなった

これは攻略サイトには掲載されていない(と思っている)のですが、レアドロップの確率が調整されてドロップがし易くなっているように思います。

というのも、原始時代編の裏ボスであるキングマンモーや、幕末編の岩間様のレアドロップをいずれも1回撃破しただけでドロップ出来た為です。

もしかしたら、私が単純に神の引きを持っているということかもしれませんが、他にも最終編のアポフィスフィオからのレアドロップの「マーメイドボトム」は2回目でドロップしたので、全体的にドロップし易く調整されているように感じました。

敵のHPと行動ゲージが表示されるようになった

これもヌルゲー化した要素になるかもしれませんが、雑魚からボスに至るまでの敵の体力や行動ゲージが見えるようになりました。

この体力ゲージが見える事で、畳みかけるタイミングがわかるようになり、また、行動ゲージによって相手が技を発動中なのがわかるようになったので、キャンセル技を狙うみたいな戦略がとれるようになりました。

リメイクで魅かれた点

近未来編

近未来編では、最初のほうに流れる「GO!GO!ブリキ大王!!」の歌に、ちゃんとした歌が付き、まるでロボットアニメのオープニングムービーのようになりました。

これはマジで必見ですね。

後は、心を読むときのエフェクトが普通に格好よくなっていました。

近未来編は元々普通に良ストーリーでしたが、これらの演出で磨きがかかったように感じました。

幕末編

幕末編は、MAPを上から見下ろしたような視点でしたが、リメイク版では立体的に表現されたのが良かったです。

これから目指す天守閣を麓から目指していくような臨場感が産まれた気がしました。

SFCプレイ時より難易度がかなり下がった

リメイク版は、先ほど紹介したBreakDown時のドロップ仕様の差や、レアドロップ確率調整の結果、だいぶ難易度が下がったように感じました。

また、難易度が下がった要素として、SFCプレイをした際とリメイク版での周辺環境の違いがあると感じました。

先ほど記載したようにSFC版を攻略していた際は攻略ソースがファミ通しかなかったですが、リメイクをプレイする昨今はインターネットで攻略サイトがいくつもありますし、Youtubeで詳細も記載されております。

この結果、当時本当に苦労して倒した敵が簡単に倒せるようになり驚きました。

キングマンモー

特に難易度の著しい定価を感じたのが原始時代編のキングマンモーです。

キングマンモーは、SFC版では足がめちゃめちゃ速かったのでエンカウントするのがそもそも困難で、袋小路に追い詰めてはセーブしてロードしての繰り返しでした。

ですが、リメイク版ではキングマンモーが近くにいると振動が起こるようになったのと、足もそこまで早くなくなったので容易くエンカウントできるようになりました。

また、キングマンモーはSFC版だと火炎地形のHP回復表示の仕様にバグがあり、本当は216回復しているにもかかわらず、24回復としか表示されなかったので、底なしの体力を持つ敵だと感じていました。

モノな石を装備して特攻を上げて、グイグイでマヒハメするという戦法で、1回目で攻略出来てしまって唖然としました。

魔人龍之介と岩間様

次に幕末編の魔神龍之介です。今回は0人切りを目指していたのですが、攻略サイトのやり方に従ってハメが出来てLv1で撃破が出来てしまいました。

こいつもSFC版のときはLvをめちゃめちゃ上げて、苦労して倒した記憶があったので簡単すぎて唖然としました。

岩間様は、印籠を装備して「特攻」を上げて影一文字を喰らわしたら一撃で石化して、これまた唖然としました。

SFC版をプレイしていた小学生の私は、「特攻」のステータスが状態異常を引き起こさせやすくするとか知らなかったので、タイムマシーンがあれば戻って教えてあげたい感じです。

おわりに

リメイク版をプレイするにあたっては、単純に懐かしさをしみじみと感じましたし、ストーリーにも感動してとても楽しかったです。真エンディング迄クリアしましたが、攻略サイトを観たのもあってか、24時間で色々なやり込み要素を含めてプレイが出来ました。ボリュームとしてはあまり可処分時間の無い私にとってはピッタリに感じました。

28年前にSFC版をプレイした際には知らなかったことがわかり、出来なかったことが出来たりと実りも感じることが出来ました。

リメイク版が万人受けするかは疑問ですが、SFC版の時と比べて理不尽な仕様が緩和されているので、楽しみやすい作品にリメイクされたと感じました。

興味が沸いた方は、手に取ってプレイしても損がないかなと思います。

今回紹介した「ライブアライブ」

ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/

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