人の性格は色々なモノによって形成されます。よく言われるのが、遺伝であったり、血液型だったり、育った環境、付き合った人間関係などなど。あとはちょっとオカルトな話で言うと、産まれた日でどのような性格になるかが決まるとか。
こういった要素で性格が決まってくるってのは、あなたもご存知の通りと思いますが、今日は人の性格を形作る意外なモノとして身近な食べ物一つとっても結構性格が変わるというお話をします。
こんな方におすすめ
- 引っ込み思案を直したい方
目次
人の性格に影響を与える食べ物
早速、人の性格に影響を及ぼす食べ物を紹介していきます。
腸内細菌
1つめが、腸内細菌です。これは不変ではなくて、食べるモノによって変わります。マウスの実験では、腸内細菌の有無でかなり性格が変わったという実験結果が報告されています。
ここで紹介した研究によると、腸内細菌が無い状態に育てられたマウスは、あるマウスに比べて社交性が低下し、他のマウスと接する機会が減ったそうです。さらに、そういうマウスに糞便移植で、強制的に腸内細菌を投入したマウスは社交性が上ったらしいです。
引っ込み思案でちょっと社交性を上げたいという方はシンバイオティクスなどの食品を採って腸内細菌をとると良いかもしれません(糞便を移植するのは、倫理的にちょっと難しいと思いますので)
寄生虫
直接食べようとすることは無いと思いますが、トキソプラズマと呼ばれる生肉を食べた時に感染することがある寄生虫は食べる事で性格が変わります。
このトキソプラズマという寄生虫は本来は猫に寄生する病原性の寄生虫ですが、ネズミを媒体として猫に寄生します。ネズミの体内に取り込まれたトキソプラズマは、白血球をハイジャックし、脳内に辿りつきGABAという物質を生成するそうです。GABAが生成されると、ネズミの恐怖心や反応速度が低下するので、猫に食べられやすくなるそうです。
人間もネズミと同じような作用があり、トキソプラズマに感染した患者は、恐怖心や反応速度が鈍るそうです。興味深いデータとしては、トキソプラズマに感染した患者は交通事故の遭遇率が2倍以上に高まり、自殺率も上がったそうです。
性格の観点で食べ物を選ぶ時代が来るかも
一部の食べ物が性格に影響を与えているというのが分かりましたが、これからの時代はさらにこの因果関係が顕著になると思います。
これは、IoE(Internet of Everything)のテクノロジーの進展がけん引し、人の情報を含めた全てのモノがInternetに繋がり、データ解析されることになる為です。
この解析の結果として、職業毎に適正な乳酸菌ポートフォリオだったり、病気に利く寄生虫の組合せみたいなのが出回ったりするかもしれませんね。
おわりに
個人的に性格との因果関係を知りたい食品は蕎麦です。何故かというと、私の好きな西野亮廣さんは、聞いている話だとほぼ蕎麦しか食べていない為です。この話をきくと蕎麦に何か特異な性格を発現する要因があるのではないかと考えてしまう為です。
世の中は理論よりも、データドリブンによる結果が示す示唆を重要視されるようになってきましたが、この辺りの因果関係も今後明らかになってくるのかなと思います。
他にも研究結果を紹介した記事を色々と紹介しているので、気になる内容があれば観ていってください!
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ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/