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野菜の皮は剥くべき!?食材・調理毎の最適な農薬除去方法の調査結果

2021年7月19日

野菜の皮は食べたほうがいいの?食べないほうが良いの?

よく、じゃがいもだったりリンゴだったりの皮には、栄養が含まれているから皮ごと食べたほうが良いと言われたりします。それもそうなのですが、農薬の観点から観ると実は皮は食べないほうが良かったりします。

今回は食材毎に農薬を摂取しない為の方法を調査したところ、その辺りがわかってきたので、共有します!

こんな方におすすめ

  • 農薬を出来るだけ摂取しないようしたい方

調理方法毎の農薬除去率について

さて、早速農薬を摂取しない方法を調査するべく、農薬工業会さんで紹介されている調理事の農薬除去率のデータを参考にさせていただきました。ここでは、水洗い、茹でる、皮むき、揚げる、炒めるの5つの調理後の農薬残存率が集計されておりました。この内容を見ると、食材毎に有効な農薬除去方法がわかってきます。

ニンジンの調理法毎の農薬除去率

まず、ニンジンですが、水洗いレベルだとほぼほぼ農薬が除去出来ないことがわかります。それ以外の調理方法であれば、どれも効果が見込めますが、一番は皮むきと言えます。

野菜って皮ごと食べたほうが栄養をたくさん摂取できるという話がありますが、農薬の摂取と天秤にかけたときに、何を取るか悩みどころです。この結果を観るに皮毎ニンジンを食べたい場合は、炒める、揚げるをするのがおすすめです。

ピーラー等を使って生食用のサラダを作るときは、皮は除去したほうが良さそうですね。

じゃがいもの調理法毎の農薬除去率

じゃがいもは「ばれいしょ」でのデータです。じゃがいもは、水洗い、ゆでる、炒めるだと農薬がそこそこ残留してしまうことがわかり、皮をむく、揚げるまですると、ほぼほぼノーリスクになると言えます。

ポテトチップスって、不健康なイメージがありますが、農薬除去率っていう意味だと、結構高いのかもしれません。

ピーマンの調理法毎の農薬除去率

ピーマンは、これをやったら農薬を完全に除去出来るって手段がないんですが、ゆでたり、炒めるが有効です。

そもそも、生食する人はあまりいないと思いますが、必ず火を入れてから食べたほうが安心です。

ぶどうの調理法毎の農薬除去率

ぶどうは水洗いだと、ほとんど農薬が除去出来ないんですね。皮毎食べれるというブドウが売られていたりしますが、皮をむいたほうが安全と言えそうです。

ほうれんそうの調理法毎の農薬除去率

ほうれん草は何やっても農薬除去率がそこまで上がらないので、食べるときは農薬を摂取する食材だと認識しておいた方が良いかもしれません。逆に何かしらの調理を実施することで農薬を一定除去出来るので、複数工程で調理するといいかもしれません。

まとめ

今回は、食材毎の農薬を落とす方法をご紹介しました。最後にまとめます。

  • にんじん・・・可能であれば皮をむく(特に生食時)、それ以外は加熱すると割と除去可能
  • じゃがいも・・・皮をむく、揚げるが正解
  • ピーマン・・・生食やめて、炒めたり、茹でたり過熱処理をするのが正解
  • ぶどう・・・皮をむいて食べる
  • ほうれん草・・・何やっても農薬を除去できないが、調理すると一定の農薬が除去できる

冒頭にも述べましたが、農薬観点だと出来るだけ皮を剥いた方が良いので、調理する際は気を付けましょう!

ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/

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ゆーはち@ライフハッカー

ヘルスケアをはじめとするライフハック情報を発信し、常識の新陳代謝を促しています! 主な著書は「新陳代謝すべき健康の常識

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