抗生物質って感染症の際に頼りになるけど、実は腸内環境を破壊する諸刃の剣だってことはあまり知られておられません。
今回はそんな抗生物質を服用する際のリスクを減らす為に、納豆を食べたほうが良い理屈をご紹介します!
こんな方におすすめ
- 抗生物質を服用する必要がある方
- アレルギーや喘息に悩まされている方
目次
抗生物質を服用した際に起こるカンジダ菌の増殖が引き起こす弊害
冒頭にも述べたように、抗生物質はものにもよるのですが、細菌感染を引き起こしている原因菌だけでなく腸内フローラを構成している善玉菌まで除菌してしまいます。この後に常在菌が殺菌された後も、腸内細菌は復活するのですが、その組成は抗生物質を使う前と様変わりし、真菌のカンジダが増えることが多いです。
2014年1月に筑波大学と米・ミシガン大学の研究では、このカンジダの増殖が、喘息などのアレルギー性炎症を悪化させるメカニズムを解明しております。簡単にこのメカニズムを説明すると、腸管内で増殖したカンジダが排出する毒素が腸管を溶かてしまい、そこから吸収してしまう毒素から「リーキーガット症候群」や「遅発型フードアレルギー」として、様々な病気を引き起こします。
カンジダ菌の増殖は納豆菌で抑制できる
では何故、抗生物質を服用する際は納豆を食べると良いかというと、日本ナットウキナーゼ協会の調べで納豆に含まれている納豆菌がカンジダ菌の増殖を抑制してくれることがわかった為です。
先に述べたように、抗生物質服用後はカンジダ菌の増殖するリスクがあるのですが、納豆菌はこれを阻害してくれるのです。
カンジダ菌が蔓延ったら断食しよう
カンジダ菌が増殖してしまった場合にも、納豆菌は有効ではありますが、この際は一旦カンジダ菌をリセットするべく断食を行う事をお勧めします。カンジダ菌は糖代謝で生きている為、断食をすることで殺菌することが出来ます。
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まとめ
今回は抗生物質を服用する際は納豆を食べたほうが良いよという話でした!
抗生物質を服用することが必要になったという方は、是非納豆を食べてください!
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