土日でもPCR検査や適切な処置を受けたい!コロナ禍の波が来るたびにそういった状況に直面している方は少なくないと思います。
先日、わが子が通っている保育園がコロナで3度目の休園になりました。その際、わが子は当初は濃厚接触者として指定されていなかったのですが、濃厚接触者の陽性による濃厚接触者リレーにて、ちょっと遅めのタイミングで濃厚接触者に認定されてしまいました。このタイミングが土曜日のお昼頃だったのですが、既に近辺でPCR検査が出来る病院は営業時間外となっており、最短でも月曜日にしか出来ないといった状況でした。
そんな最中ですが、なんとかPCRを検査する術は無いかと探してみたところ、土日や深夜でもPCR検査を受け入れてくれるFast Doctorという救急往診窓口がありました。今回はこのFastDoctorが頼りになったので、使用してみた結果をご紹介します!
こんな方におすすめ
- 土日や深夜に自身や家族がコロナの濃厚接触者と認定され、急ぎPCR検査や招致を受けたい方
目次
Fast Doctorとは
今回、ご紹介するFast Doctorが何かというと、夜間の急病で動けない・通院できない人向けの、訪問で診察をしてくれる救急往診窓口です。
ファストドクターは全国の医療機関から構成されている時間外救急の総合窓口(プラットフォーム)です。
症状に応じて救急病院案内や夜間休日往診、オンライン診療などの適切な医療を選択できるよう支援しています。
地域の皆様の夜間休日の安心と健康を守るため、総勢1,250名の医師(常勤医・非常勤医)が24時間365日体制で連携、協力し活動しています。
全国の医療機関に向けて、2016年から「往診救急事業」を行い、2019年からは「臨時当直医事業」を展開しています。
引用:公式サイト:ファストドクターとは
往診可能なエリア
FastDoctorが往診可能なエリアは関東、関西、東海、九州の主要都市で、都市部にすまれている方であれば往診してもらえる可能性が高いと言えます。
詳細は以下の往診エリアページを参照されると良いかと思います。
往診迄に済ませること
Fast Doctorへ電話連絡をすると、持病や、現在服用している薬の有無や濃厚接触の経緯などなどをオペレーターの方に状況を伝えます。
すると、SMSに通知が来ます。ここで往診迄に実施すべきことを色々と入力して往診を待ちます。
具体的に言うと、保険証や医療証をスマホで撮影してアップロードしたり・・・
支払方法などを登録しました。
往診の費用について
ちなみに、支払方法を登録したものの、わが子は基本的に医療証で通常の通院時の治療費や処方箋の費用も無料でして、これが踏襲されて医療行為については無料でした。
ただし、交通費だけは別途支払いが必要で540円請求されました。これは、医師の方が車で移動されるそうで、派遣元の拠点からの距離に応じて、30円/1kmとかで算出されるようです。
往診の流れ
さて、実際に往診がどうだったかを紹介します。
先ほどの画像上は、21:50頃に到着という通知と表示されておりましたが、実際には30分ほど早く到着され、早めに往診を受けることになりました。
Fast Doctorから派遣されたお医者さんは、コロナの疑いがある往診ということで、防菌の緑色の服を着た完全防護の状態で訪問してきました。
余談ですが、仰々しい格好をしているので、マンションの住人にすれ違うときに怪しまれたり、中には止められたりもするようで、大変な仕事だと思いますw
口コミだと、玄関でPCR検査を行うといった形でちょっと冷たい対応をされた方もいらっしゃったみたいなんですが、今回のDoctorの方はリビングでも玄関でもどこでも構わないということでリビングにて診察をしてもらいました。
コロナの判定は抗原検査で陽性が出れば陽性、それでも出ない場合はPCR検査で検査とのことで、我が子の場合は、既に37.7℃の発熱をしていた為、抗原検査で検知できる可能性が高いとのことで、鼻の穴で検体採取する方法を試しました。結果は陰性で、引き続き、PCR検査用に2度目の鼻の穴の検体採取をしました。
結果が出るのは翌日の夜になるとのことで、その日の往診としては、発熱した時用に薬を処方していただき、掛かりつけ医向けに一筆も書いてくれました。
予定通り翌日の夜に、無事陰性との結果が判明し、ほっとした半面、毎度コロナ疑惑の時に発熱する我が子のタイミングの悪さに驚きましたw
おわりに
今回FastDoctorを利用することで良かった点は、土日で診療を受け付ける先が無い状況下で子供に適切な処方がしてもらえた点と、わが子が早めにコロナ陰性だとわかったことで、極端な外出厳禁といった配慮が不要になった点です。
一方で、濃厚接触認定されている場合はPCR結果が陰性でもベビーシッターは引き受けてくれない方針のところがほとんどで、仕事を継続するといった意味での障害は取り除かれずに、共働きのわが家はパパママの何れかが休みを取って、子供と相手をしてといった感じで大変でした。
といったことで、FastDoctor自身はすごく有用なシステムだと思いましたので、同じような状況で悩まれた場合は頼ってみるのをお勧めします!
関連
コロナで保育園が休園したときに、「キッズライン」というベビーシッターを利用した感想を紹介しています。
コロナで保育園が休園した際に、上記「キッズライン」を多用したのですが、その理由はうちの居住自治体はベビーシッターを使った場合に助成金を出してくれる事がわかった為でした。
ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/