おはこんばんにちは、ゆーや@メンタリストです。
メンタリストDaiGoさんのYoutube動画を観て、ふと思い出したのが、中学から高校にかけての時期に自分が鬱になった事です。周りに頼る術が無かった私は、心理学関係の本を読み漁って、自分自身で自分の鬱病を治療しました。
幸い僕は自力でなんとかしましたが、身の回りにはそうでなくって自殺してしまった人達をこれまで3人観てきました。誰しも人生のどこかで、鬱に成りうる可能性があると思っていて、今回はそんなときにどうすれば良いかというノウハウを自身の経験に基づいてご紹介しようと思います。
常識の新陳代謝ポイント
旧常識
新常識
こんな方におすすめ
- 鬱に悩まされている方
- 身の回りに鬱に悩まされて助けを求めている人がいる方
鬱の心理状態とは?
まず、鬱の人の心理状態がどうなっているかというところから説明すると、鬱のは心の中で異なる思いがぶつかりあっている状態にあります。
これを葛藤というんですが、葛藤があるとそこに対してエネルギーが消費されて、何もやる気が起きなくなります。
自分もそうでしたが、鬱になる人はとても強い信念を持っているコトが多いです。この信念をつらぬく姿勢は、何かを成し遂げる為に必要です。
しかし、鬱で心の中に葛藤がある場合、この信念が裏目に出ます。信念を貫こうという意志が強ければ強いほど、葛藤は力強いものとなってしまいます。
鬱を克服する方法
この鬱の状態を克服しようとする為に、向精神薬ようなモノに頼るというのは、対処療法でしかなくて、不衛生なやり方だと個人的には思っています。薬に依存しているだけで、内側にある葛藤を解消出来ていないので。では、どうやって葛藤を克服するべきかという本題に入ります。
自分自身と向き合う
鬱の状態のときは、自分の思いや考えが、わからなくなったり、ハッキリと認知出来ていません。実は鬱を克服する為の方法はわかりやすくて、自分が何を感じてどう思っているかをハッキリ認知するだけで良いのです(わかりやすいですが、簡単ではないです)。認知するだけで、葛藤になっていたこわばりが融解し、鬱の原因が取り除かれるのです。
この為にどうすれば良いかと言うと、心の内側にある思いや感情を外側にアウトプットすれば良いです。アウトプットするコトで、思いや考えが明確になる為です。
誰かに打ち明けるは辞めたほうが良い
アウトプットの方法の一つとしては、人との対話の中でアウトプットするという方法があります。しかし、僕は誰かに打ち明けるという方法はあまり推奨しません。理由は、受け止められる相手があまりいない為です。
まず、身近な友達や家族を対象とするのは辞めたほうが良いです。葛藤している状況下における親しい人というのは、言うなれば葛藤している自分を作り出している環境そのものだからです。葛藤を強める後押しや、葛藤したまま無理やり進ませられたりして、最悪の結果を招いてしまう可能性があります。
とはいえ、全くの赤の他人というのもお勧めできません。相手次第では心理的な弱みを握られて、恐喝まがいのコトをされてさらに精神的に追い込まれてしま可能性もあります。
メンタルクリックもそこまでオススメ出来ません。向精神薬を処方するだけのクリニックだと、薬に依存して鬱を根治するチャンスを失ってしまうからです。
打ち明けるなら、同じく鬱を克服したことがある自分と向き合ったコトが在る方が良いと思うのですが、見分けがつかないですよね。
お勧めはノートに書きなぐる
私のお勧めは体裁や筆圧を気にせず、思うがままに、自分の思いや感情をノートに書きなぐる事です。これは私が高校生のときに実践した方法です。僕の場合、周りに頼りになる人がいなかったので、こうする他ありませんでした。僕は高校時代に30冊くらいのノートをこれに費やしましたw。(30冊を全部が鬱の治療だったかというと、そうでもなくて、やっているうちに思考が深まっていくのが楽しくなった為です。)
ノートに書きなぐる際の注意点は、あれを書こう、これを書こうという目標設定だったり、振り返る為の体裁とかは気にしないというコトです。これには二つ理由があります。
1つ目の理由は、精神エネルギーを消費しない為
自分と向き合う過程では、自分の中の認めたくない部分との対面が待ち構えています。悔しい、悲しい、情けないといった思いとの対面が待っています。自分の認めたくない嫌なコトをするのには精神力が必要ですよね?あれです。
ただでさえ、自分と向き合うのは物凄く精神力を消費するのに、この目的以外のところに神経を使い出すと、自分と向き合う際の敷居が上がって定着しなくなる為です。女性の場合だと、目的がノートの体裁をデコレーションするコトにすり替わって、本来の目的である自分と向き合うという目的が損なわれてしまう可能性もあります。
2つ目の理由は、インスピレーションや心の声が浮かび上がり易くする為
ノートに何も考えずに書きなぐっていると、自分が予想だにしなかった思いや感情、インスピレーションが浮かび上がり易いのです。
ここから、ちょっとスピリチュアルな説明をしますが、目標設定や整理しようという行為は、精神の領分です。対して、感情や思い・インスピレーションっていうのは、心や魂と呼ばれるモノの領分であって、精神からは産まれません。精神が幅を利かせると、心や魂の声が聞こえなくなります。
向き合った思いに、自問自答する
とはいえ、精神を全く使わないわけではありません。精神は、心や魂の声に対する理解と自問自答で使います。ポップアップしてきた感情や思いを、理解したり、何故そう思うのかと問う事に使います。
これは、ブレインダンプという方法なのですが、問いを投げ掛けておくとその場では答えが見つからないかもしれないですが、潜在意識にスイッチが入り、問いに対する答えが無意識で探索されるようになる為です。葛藤が融解したときに、絶対にでは何が正解なのか?というような疑問が沸いてきて、葛藤が幅を利かせていた部分を埋める考えが必要になったりします。これを見つけ出すために、有効な手段の一つです。
参考
ブレインストーミングの一種に、クエスチョンストリーミングという、疑問だけを投げ掛ける思考方法があるのですが、これはこれで面白いですよ。ブレインダンプで、潜在意識を刺激しまくって、色々な疑問が潜在意識の力で解決出来るのです。これを意識的に使えるようになると、人生が面白くなります。
まとめ
むらっと、鬱を克服する方法の持論をご紹介してみましたが、如何でしたでしょうか?あなたやあなたの身の回りに鬱の方がいらっしゃったら、自分と向き合う路を示唆してあげてください。ピンチはチャンスで、これを契機に思考習慣が身に付いたら、それは物凄く強い武器になります。
鬱じゃない方も、ブレインダンプやクエスチョンストリーミングなんかは、試すとかなり思考習慣が楽しくなるのでオススメですよ!気になったら試してみてください!
ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/