あなたは平坦な道と、起伏がある路だとどちらが早く目的地に着くと思いますか?
出オチになりますが、最近、次のGif動画を観て驚きました。
あなたは、この現象を観てどう思われましたか?私は、平坦な道よりも起伏があって乱高下している距離の長い道のほうが早く目的地に着いたことに驚きました。
本稿では、この現象で引き起こされている物理現象を抽象化し、目的地へ早くたどり着く為の方法論を考察してみたので共有します。
こんな方におすすめ
- 早く目的地に辿り着きたい方
目次
起伏がある道のほうが平坦な道よりも早く目的地に着く条件
起伏があって乱高下している道を転がる玉のほうが平坦な道を転がる玉よりも早く目的地に着きました。
ここで、この法則が成立する為に必要な条件を2点思いつきました。
1:スタート地点で、下降した後に山を登りきるだけのエネルギーを保持する
1点目は、スタート時点で十分な高さ(位置エネルギー)が必要な点です。この高さがないと加速が十分に出来ず、山を昇り切ることが出来ません。
よく、夢を追いかけるにはお金や体力が必要って言うけど、この高さはある意味、お金や体力なのかもしれないと思いました。
本気で目的地に辿りつきたかったら、退路を断ったら良いという話を聞いたことがありますが、退路を断つよりもまずはこの山を昇り切る為に必要なエネルギーを蓄える必要があるかなと思いました。
2:摩擦の少ない道である
2点目は、平坦な道と起伏がある道のいずれの場合にも言えることですが、摩擦が如何に少ないかが重要です。とりわけ、起伏がある道のほうが、走行距離が長いので、摩擦係数が高いと、その分スピードが落ちてしまうので、如何に摩擦が少ないかがポイントになります。
実際に目的地を目指すときに、この摩擦という観点では次の2点が大事と思いました。
努力が少ない道を選ぶ
人生に置き換えると、摩擦の少ない道とは、自分が好きなことを突き詰めることなのかなと思います。
意志の力を使って嫌なことに努力をして進むというアプローチはどうしてもエネルギーをロスしていると思います。ですので、何もしなくてもやってしまうようなことの先に、山を見つけるといいと考えます。
独り(少人数)で行く
目的地に辿りつく為のアフリカの諺に「早く行きたければ独りで行け。遠くへ行きたければ皆で行け。」があります。今回の現象も、摩擦の観点でこれに通じる点があると思いました。
というのも、皆で行くとどうしても意見の衝突が発生し易くなり、摩擦が生じるからです。
この諺をより、進化させるとするならば・・・
「早く行きたければ、エネルギーを蓄えて起伏のある道を摩擦の少ない方法(独りで)行け」みたいな感じになるのかな。
おわりに
昨今の変化の加速する時代においては、計画の無価値化が進み、代わりに如何に早く為すかの価値が高まっております。
そこでアジャイル手法を採用したり、リーンスタートアップしたり、データドリブンアプローチしたり色々な方法論が世に出てきていますが、根源的なところで今回の法則のように、一見すると遠回りに観えるような「起伏ある道」を出来るだけ「摩擦の少ない方法」で進むみたいなことを意識するといいかなと思いました。
成し遂げたい何かがある場合は、あなたが向かう為の現在地に起伏を昇れるだけのパワーがあるのか、辿ろうとしている道にはどれだけの摩擦があるのか?この点を自問自答してみるといいかと思います!
他にも自己実現に関するノウハウや考察を紹介しておりますので、気になるタイトルがあれば観ていってください!
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ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/