Kindleでちゃんと売上が出た!先日、Kindleで「健康の常識を新陳代謝しよう!」という本を出版し、さらにこの英訳版を世に送り出しました。
今回は、この英訳版で仕掛けていた無料キャンペーンの結果や、日本版の販売状況や試行錯誤した事項の状況を報告します。
こんな方におすすめ
- Kindleで本の出版を考えている方
- ブログ記事から本の出版を考えている方
- Kindleに出版した本を英訳して海外出版を狙っている方
目次
他の海外進出に関する試行錯誤
前回、Amazon.com(アメリカ)に英訳版を出版しましたが、他のドメインにも出版することでさらに販売数を伸ばせるのではないかと考え、Amazonが保有するドメインを調べてみました。
すると、Amazonは次の17ヵ国にドメインを展開していることがわかりました。
参考:Amazonのドメイン一覧
- https://amazon.com.au・・・オーストラリア
- https://amazon.com.br・・・ブラジル
- https://amazon.ca・・・カナダ
- https://amazon.fr・・・フランス
- https://amazon.de・・・ドイツ
- https://amazon.in・・・インド
- https://amazon.it・・・イタリア
- https://amazon.co.jp・・・日本
- https://amazon.com.mx・・・メキシコ
- https://amazon.nl・・・オランダ
- https://amazon.sg・・・シンガポール
- https://amazon.es・・・スペイン
- https://amazon.com.tr・・・トルコ
- https://amazon.ae・・・アラブ首長国連邦
- https://amazon.co.uk・・・イギリス
- https://amazon.com・・・アメリカ
- https://amazon.cn・・・中国
この一覧を観るに、Amazon.com以外にもインドやイギリス、メキシコと英語圏のドメインがあるので、これらにも展開したらもっと販売数を伸ばせるのではないかと考え、早速、Amazon.co.uk(イギリス)にも英語版を出版してみました。
しかし、ここで気づきます。
Amazon.comに展開していると、他のドメインでも既に書籍が購入できる
そういえば出版する際のKDPの設定で、出版地域を「すべての地域」に選んだから、この為なのかなと思い返しました。
そして、この状態だよくわからないので、速攻でAmazon.co.ukへの出版を停止しました。
海外版出版後の無料キャンペーン状況
日本よりも多く本が配布出来た
日本(Amazon.co.jp)での無料キャンペーンの教訓を受けて、配布数の多い土日が入るように2021/10/15(金)~2021/10/19(火)の5日間で設定した無料キャンペーンですが結果はどうだったかというと・・・
無事43冊を配布出来ました!
日本での配布数が27冊なので、これよりも配布数が伸ばせた結果になり嬉しいです!
先ほどAmazon.co.ukでも書籍が販売出来ていたという買える英語版だと、購入する方が日本のように1つではないので、次のような内訳で配布が出来ました。
無料ランキング100にもランクイン
日本版だと2位にランクインしていたのと比べると、英語版は28位とランクは低いですが、英語版でも無料ランキングにランクイン出来ておりました(^^♪
英語圏のほうが倍率が高そうなのと、そもそも日本向けの書籍なのである程度は致し方ないかなと思いました。
それよりも、英語があまり得意でない私でもこのようなランキングに入ることが出来たことが驚きで、GoogleさんやMicrosoftさんの英語翻訳能力はすごいなと思いました。
日本版と海外版の無料キャンペーンでの興味深い挙動
興味深いのは無料キャンペーンの挙動です。最初でどーんと配布数が出て、だんだんと配布冊数が少なくなるという挙動を示しました。
どうしてこういった挙動になるか、他に比較対象が無いのでわかりませんが、本を読んだユーザーが期待に沿う内容でなかったとか、そういう可能性はあるのかもしれません。(だとするとちょっとがっかりですが)
日本語版の販売状況
無料キャンペーンから半月ほど経ちましたが、未だ1冊も売れていません(+_+)。ここについては、別途金額を調整したり、ペーパーバック版の販売と併せて金額を再設定しようと考えています。
しかしながら、Kindle Unlimitedでの売上は着実に伸びていて、無料キャンペーンから半月位の実績ですが2,000円を超えるロイヤリティーが発生してました(^^♪
週末に伸びる傾向があるので、読書の出来る時間に比例して伸びるのかなと思います。
おわりに
今回は、Amazon.com(アメリカ)へ英訳出版した書籍の無料キャンペーン結果や、日本出版した書籍の状況をご報告しました。
次回は、2021/10/19から実装されたKDPのペーパーバックという物理的な紙の本も出版できるようにしてみたので、その結果をご報告します。
ブログの投稿記事を元に、Kindleで本を出版してみる(その13:ペーパーバックの出版)へ続く
ブログ記事を元にしたKindle出版の記事一覧
ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/