ブログの投稿記事を元に、Kindleで本を出版しよう!ということで、前回はKDP(Kindle Direct Publishing)への登録をしました。
今回は、実際にこのKDPへ入稿する為のファイルとしてMicrosoft Word(以下、Word)のフォーマットを整備した話をご紹介します。
こんな方におすすめ
- Kindleで本の出版を考えている方
- ブログ記事から本の出版を考えている方
目次
KDPへの入稿用ツールを何にするか?
KDPで調べると、KDPへの入稿出来るファイルは次の通りでした。
- Microsoft Word(.doc、.docx)
- Kindle Package Format(.kpf)
- EPUB
- HTML (.zip、.htm、.html)
- MOBI
- リッチ テキスト フォーマット(RTF)
- プレーンテキスト (TXT)
- Adobe PDF (PDF)
で、これらのファイルを出力できるツールとしては、色々あるんですが、代表的なものがWordであり、Wordだと簡単だし便利!という話を聞いたので、Wordを使うことにしました。
参考にしたサイト
Wordで実施したフォーマット変更
縦書きにするか、横書きにするか
WORD資料って一般的には横書きですが、本だと普通は縦書きフォーマットです。Kindle入稿時もどちらかを選択できて、挿絵とかを多く入れたければ横書きらしいんですが、あまり横書きの本を観たことが無かったので、縦書きフォーマットにしました。
設定としては、レイアウトで文字列の方向を縦書きにするだけです。
見出しの設計をする
見出し機能を用いる利点
Wordで何が便利かって言うと、見出し機能が使える点です。
見出し機能で適切に見出しレベルを設定していくと、目次が簡単に作れるのと、見出しレベル配下の文章を最小化したり、簡単に移動出来るようになります。
個別の見出し設定
個別の見出し設定としては、本の文章は「標準」を使って、記載する想定にして、改行後に自動的に1文字下げるように字下げの設定をしました。
それ以外には、個別にレベルを9個まで設定出来るのですが、次のように題名を階層化していき、Lvが小さくなる程フォントサイズを大きくしたり、行間を取るといった設定をしました。
Lv1=表題
Lv2=章題
Lv3=項題
Lv4=節題
Lv5=目題
この章題、ブログを記載している方ならイメージが付きやすいと思いますが、H1、H2・・・タグと同じですね。
やり方は、KDPにもやり方がまとめてあるのでご参考まで。
何回か直しましたが、変える都度、見栄えが上っていきました。
目次をつくる
見出しが出来て、文章の入稿が進んできたら、目次をつくりました。
参考資料→目次→ユーザー設定の目次 で、詳細な目次設定が出来ます。kindleだと文字サイズによってページ数が変わるので、ページ番号を表示するのチェックを外しました。
おわりに
今回は、Kindle出版の為に、Wordを選択した理由と、入稿用のWordフォーマットの作り方の概要をご紹介しました。
ブログの投稿記事を元に、Kindleで本を出版してみる(その3:ブログ記事を元に本を書くのは料理に似ていた)へ続きます!
実際に出版した書籍がこちら
ブログ記事を元にしたKindle出版の記事一覧
ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/