本の出版

Microsoft WordでのKindle出版用入稿ファイルの作り方

2021年8月21日

ブログの投稿記事を元に、Kindleで本を出版しよう!ということで、前回はKDP(Kindle Direct Publishing)への登録をしました。

今回は、実際にこのKDPへ入稿する為のファイルとしてMicrosoft Word(以下、Word)のフォーマットを整備した話をご紹介します。

こんな方におすすめ

  • Kindleで本の出版を考えている方
  • ブログ記事から本の出版を考えている方

KDPへの入稿用ツールを何にするか?

KDPで調べると、KDPへの入稿出来るファイルは次の通りでした。

  • Microsoft Word(.doc、.docx)
  • Kindle Package Format(.kpf)
  • EPUB
  • HTML (.zip、.htm、.html)
  • MOBI
  • リッチ テキスト フォーマット(RTF)
  • プレーンテキスト (TXT)
  • Adobe PDF (PDF)

で、これらのファイルを出力できるツールとしては、色々あるんですが、代表的なものがWordであり、Wordだと簡単だし便利!という話を聞いたので、Wordを使うことにしました。

Wordで実施したフォーマット変更

縦書きにするか、横書きにするか

WORD資料って一般的には横書きですが、本だと普通は縦書きフォーマットです。Kindle入稿時もどちらかを選択できて、挿絵とかを多く入れたければ横書きらしいんですが、あまり横書きの本を観たことが無かったので、縦書きフォーマットにしました。

設定としては、レイアウトで文字列の方向を縦書きにするだけです。

見出しの設計をする

見出し機能を用いる利点

Wordで何が便利かって言うと、見出し機能が使える点です。

見出し機能で適切に見出しレベルを設定していくと、目次が簡単に作れるのと、見出しレベル配下の文章を最小化したり、簡単に移動出来るようになります。

個別の見出し設定

個別の見出し設定としては、本の文章は「標準」を使って、記載する想定にして、改行後に自動的に1文字下げるように字下げの設定をしました。

それ以外には、個別にレベルを9個まで設定出来るのですが、次のように題名を階層化していき、Lvが小さくなる程フォントサイズを大きくしたり、行間を取るといった設定をしました。

Lv1=表題

Lv2=章題

Lv3=項題

Lv4=節題

Lv5=目題

この章題、ブログを記載している方ならイメージが付きやすいと思いますが、H1、H2・・・タグと同じですね。

やり方は、KDPにもやり方がまとめてあるのでご参考まで。

何回か直しましたが、変える都度、見栄えが上っていきました。

目次をつくる

見出しが出来て、文章の入稿が進んできたら、目次をつくりました。

参考資料→目次→ユーザー設定の目次 で、詳細な目次設定が出来ます。kindleだと文字サイズによってページ数が変わるので、ページ番号を表示するのチェックを外しました。

おわりに

今回は、Kindle出版の為に、Wordを選択した理由と、入稿用のWordフォーマットの作り方の概要をご紹介しました。

ブログの投稿記事を元に、Kindleで本を出版してみる(その3:ブログ記事を元に本を書くのは料理に似ていた)へ続きます!

ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/

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