本の出版

Kindleの海外出版に向けた入稿ファイルの変更点とKDPへの登録内容

2021年10月15日

英語が出来なくても英訳出版は自力で可能か?ということで、前回の記事で、Kindleで出版した「新陳代謝すべき健康の常識」の英訳出版に向けた入稿ファイルの翻訳やらレイアウト変更ついてお話しましたが、今回はこの英訳が無事英訳が終わってAmazon.com(海外)への出版してみましたので、状況を報告します。

こんな方におすすめ

  • Kindleで本の出版を考えている方
  • ブログ記事から本の出版を考えている方
  • Kindleに出版した本を英訳して海外出版を狙っている方

海外版出版に向けて原稿を直した点

前回に引き続き、原稿に手を加えた点をいくつか列挙してご紹介します。

表紙と挿絵の更新

表紙や、挿絵、図表のコメントを全部英語化しました。

CLIP STUDIOを使って表紙を変更!ここが一番クリエイティビティーを発揮したポイントだと思います(見栄えが良いか悪いは別として)。
メインの挿絵も変更!
表で整理していたところも英訳しました!

フォントはCalibliを選定。

英字で好まれるフォントはCalibliだそうなので、本文のフォントはCalibliにしました。

KDPでの登録内容

KDPでの登録内容は、Amazon.comとAmazon.co.jpでほとんど変わりません。ですので、内容はAmazon.co.jp向けに登録した内容を英語に翻訳して登録しました。

レーベル欄は無かったので、日本独自の文化なのかもしれません

金額は、Amazon.co.jpの場合にJPY(日本円)での出版価格を決めると、他国の金額が変わったのに対して、

Amazon.comの場合はUSDを設定すると、他国の出版金額が自動的に算出されます。

こちらもAmazon.co.jpでのUSDの値をAmazon.comの値に設定することで、同じ額にしました。

出版内容の確認

出版ボタンを押下すると、最大で72時間の審査が掛かると記載があったのですが、Amazon.co.jpの時と同様に、1時間位で審査を通過し、無事出版がされておりました。

海外用の著者プロフィールの作成

Amazon.comで、著者の表示や略歴が日本語だとあまりよろしくないので、こちらも英訳したプロフィールを設定しました。

審査中の設定内容

Amazon.co.jpとAmazon.comと表示を切り替えたいのですが、試行錯誤中です。

マーケティングの実施

また、出版後は直ぐには売れないので、またKDPのキャンペーンへ色々と参加してみることに。

無料キャンペーンへの参加

90日に一度参加できる無料キャンペーンに早速参加します。

日本(Amazon.co.jp)での無料キャンペーンの教訓を受けて、配布出来る数の多い土日がばっちり入るように、2021/10/15(金)~2021/10/19(火)の5日間で設定しました。

このキャンペーン期間を観ると、12:00に開始して11:59に終了するようなのですが、実際にキャンペーンが始まったのが2021/10/15 16:30頃だったので、時差がある(それか無料キャンペーンに申請した時間に依存する?)ようです。

ここでの反応が、海外での明暗を分けてくると言っても過言ではないので、結果が楽しみです。日本だと無料で27冊配布出来ましたが、アメリカだと何冊いくでしょうか?

Prime Readingへの参加

最近できた仕組みのようですが、Prime Readingというプログラムにも参加してみることにしました。(正確には参加していいよという推薦をしました。)

Prime Readingとは、AmazonPrimeに参加しているユーザーであれば、本が無料で読めるというサービスで、Kindle Unlimitedのお試し版的な感じの位置付けのようです。

アメリカでは、国民の半分以上がAmazonPrimeへ参加しているらしく、かなりのシェアがPrime Readingにもありそうなので、新書に評価を付ける為に良さそうなのでぶち込んでみました

おわりに

今回は、Amazon.co.jp(日本)で出版した本を英訳してAmazon.com(アメリカ)へ出版したよというお話でした。

また、キャンペーンの結果などがわかってきました、別途ご報告します!

ブログの投稿記事を元に、Kindleで本を出版してみる(その12:Amazon.comの無料キャンペーン結果)へ続く

ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

-本の出版