本の出版

Kindleで海外出版に向けて入稿ファイルに対して実施したこと

2021年10月12日

ひょっとしたら英訳出版が自力でも出来るかも?

前回の記事でKindleの本の反応が中々よかったとお話をしましたが、更に販路を拡大するべく英訳してみることにしたので、その状況をご報告します。

こんな方におすすめ

  • Kindleで本の出版を考えている方
  • ブログ記事から本の出版を考えている方

海外出版に向けて入稿ファイルに実施したこと

レイアウトを縦から横に変換する

まずは、英語で本を出版する際に縦書きはあり得ないので、日本後の原稿のレイアウトを縦から横に変換しました。

本文の翻訳はGoogle翻訳にお任せ

翻訳はMicrosoft Word自身でも出来るんですが、なんとなくGoogle翻訳のほうが使い易かったので、基本的にはGoogle翻訳を使いました。

注意したポイントをいくつか例として挙げます。

脚注が消えない様に移送

まず一つ目は、脚注の移行です。脚注がなくなると、参照文献がなくなってしまって品質が落ちてしまうので、しっかり移行します。

Googleで翻訳した後の文章にも、脚注の印が残るように「」印を付けていたので、この「」印をターゲットにして、翻訳前の日本語文章から翻訳後の英語文章に脚注を切り取って移送しました。

脚注をデリケートに移送しているところ

参考文献の翻訳

参考文献も日本語だと下手したら文字化けしてしまうと思ったので、こちらもGoogle翻訳を使って英訳しました。

MS Wordの校正に従う

Wordさんがアンダーラインとうで示唆してくれる文法の変なところは、基本的にMicrosoft Wordさんのアドバイスに従って修正しました。

ただ、たまにMS Wordさんが知らない単語とかを校正しようとしてくるので、そこは無視しました。

Googleさんの翻訳ミスに気を付ける

難しい言葉は英訳の際にGoogleさんが間違えてしまう場合もあるので、変な単語があった場合は治すように心がけました。

鳩尾(みぞおち)をハトの尻尾だと間違えてHatooと変換されてましたw
コサックダンスとか、割と有名な単語もたまに間違えます

ルビを取り除く

その他には、ルビを振っていた単語は、Google翻訳に貼り付ける際に、次のように変換されます。

腸内細菌ちょうないさいきん

腸内(ちょうない)細菌(さいきん)

このままだと訳が変になるので、ルビを取り除きました。

主語を見直す

基本的には私の一方的な説明になるのですが、たまに主語がWeになっているところがあるので、そこは見直しました。

Would like toを見直す

あとは別に願望を書いているわけではないのに、Would like toが使われているところが結構あったので、そういうところを見直しました。

翻訳で日本語現行の不備を見つけた

この翻訳の過程で、出版済みの日本語現行の不備を見つけることが出来ました('ω')

品質を上げるためにこの不備を修正してKDPにアップデートしたところ、想定外のメールが・・・!

本当に何のことか、振り返っても、対象が絞り切れなかったんですが、探偵のように考えました。

  1. 10/4時点でアップしたものはこの状態にならなかった
  2. 無料キャンペーンで配布した本がパクられたか?
  3. 10/4以降にブログでリライトした際に、KDPで入稿した画像や文言を使ったけど影響があるか?

1はブログ記事全般がNGなら10/4時点でアウトなので原因としては考えずらいし、2も可能性が薄い。

3が一番怪しいと考えて、いったんこれを削除してダメだったらメールで問い合せしようとダメ元で再度申請したところ、無事審査を通過できました(;´・ω・)

最悪、関連するブログのネタを全部お蔵入りさせることまで覚悟したんですが、被害が最小限で済んで良かったです。

おわりに

今回はKDPで出版した本の販路を拡大していく為に、現行を英訳してみたよというお話でした。

本を1冊英訳するのって、30万円位が相場らしいんですが、そこまで書けなくても自分で出来てしまいそうなので、このまま頑張って海外出版をしみようと思います!

ブログの投稿記事を元に、Kindleで本を出版してみる(その11:Amazon.comへ出版完了!)へ続く

ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/

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