Braveというブラウザを使ってみて、Web2.0の時代に皇帝のように君臨したGAFA(今はGAMA?)の四社が、web3の時代には衰退するんだろうと感じました。そう感じた理由をBraveの特徴を踏まえてご説明します。
こんな方におすすめ
- web3の世界で具体的にどのような変化が起きるかを知りたい方
- GAFAが衰退する理由を具体的に知りたい方
目次
GoogleキラーのブラウザBraveとは
BraveはWebページで表示されるうざい広告を削除してくれる為、データ使用量、読み込み時間を削減し、スマホのバッテリーを節約してくれるといったようにユーサビリティーに優れております。この広告削除はChrome、Youtubeで適用される為、Googleキラーと言えるブラウザと言えます。
また、Braveは一般の広告を表示しない代わりに、ユーザー側でプライバシーを重視した広告(Brave Rewards)の表示許可をすることで、利用するほど暗号資産(BAT)が報酬として得られます。
Googleの広告が、この広告収入の51%~68%がWebコンテンツ提供者に入り残りがGoogleの取り分となるのに対して、BraveはWebコンテンツ提供者に7割の報酬が入り、残りがBraveの取り分となります。
それではWebコンテンツ提供者があんまりですが、Brave Creatorに参加することで、ユーザーからチップがもらえるような仕組みとなっております。(もちろん本ブログも参加しましたよ('ω'))
この報酬体系の違いがweb3らしい最大の特徴と言えます。
ChromeとBraveの趨勢
ブラウザとしてこのBraveが覇権を握るかどうかはわかりませんが、2016年に立ち上がったこのBraveのユーザーは2020年に2000万人、2022年5月時点で5550万人と年々増えてきており、今後少なくともChromeからは置き換わることが見込まれます。
Googleの主な収入源は広告ですので、Chromeの衰退によってこの広告収入がなくなってしまうので、今後Googleは衰退を余儀なくされると思われます。
おわりに
今回紹介したBraveのようなweb3型のアプリはDaaps(Decentralized Applications)と呼ばれるんですが、様々なものが登場してきております。
SNSやPlayStoreのようなものも、今後は台頭してくるとなると、Web2.0のプラットホーマー達は次々に打ち取られていくんだろうなと感じた次第でした。
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ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/