「シャカシャカ歯磨き」「ゴシゴシ手洗い」みたいな誤ったやり方を教育テレビが教えるのはいかがなものか?
この4月に子供が保育園に通い出してからというもの、毎朝、子供を足の上に乗せてご飯を食べさせながら、子供にとってのゴールデン帯番組「みぃつけた」→「いないいないばぁっ!」→「おかあさんといっしょ」→「パッコロリン」→「いないいないばぁっ!」を観るのが習慣になっています。今日は、これらの帯番組の中で教えている歯磨きの内容が結構でたらめで、内容をちゃんと見直した方が良いと思ったよという話をします。
こんな方におすすめ
- 正しい歯磨きや手洗いの仕方を子供に教えたい方
目次
「ゴシゴシ手洗い」は逆効果
朝・夕に放送されている子供向け番組の「いないいないばぁっ!」の中で、手を洗うお歌に合わせて、子役のハルチャンがずっと「ごしごし」って言っていました。
実はこの手を洗う時にごしごし洗うのは、手に雑菌をすりこむことになってしまうため、逆効果なんですよね。まぁ、取っつきやすくする為の楽しさを重視している目的があってのことだとは思いますが。
そういった誤った方法を教育番組で未だやっちゃってのってどうなんだろう?って思いました。
「シャカシャカ歯磨き」も逆効果
同じ様に、「おかあさんといっしょ」では、「はみがきじょうずかな」という曲が有名で、僕が子供のころからなので、少なくとも35年位は放映されています。そういったこともあって、歯磨きと言えばこの曲という認識があります。
しかし、この歌の歌詞に出てくるような「シャカシャカ」と音を立てるやり方は、あまり良い歯磨きの仕方ではないというのが、最近のデンタルヘルスの常識です。
歯ブラシをシャカシャカと大きく早く動かすと、歯や歯茎の境目に歯ブラシの毛先があたりません。それだけでなく、歯ブラシに余計な力が掛かるので歯茎や口内を傷つける恐れがあります。なので、小さく細かく動かすのが大事というのが昨今のデンタルヘルスの常識にはなっているのですが、それが子供の教育番組に反映されないのって微妙だよなって思います。
おわりに
朝の番組は、ずっと変わらずに放映されていることから、古き良きという感覚がありますし、それを観る事で子供も楽しめるのでありがたいなと思っています。
しかし、子供を教育するという責務を持った番組であるという自負を忘れずに、きちんと放映内容を新しい常識に合せて新陳代謝してほしいものだと思います。
ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/