赤ちゃんに虫歯を移さない為に、親がする口移ししないとか食器共有しないといった工夫って対処療法で根源的じゃないよねって話をします。
常識の新陳代謝ポイント
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新常識
目次
虫歯とは感染症である
虫歯って小さい頃から「歯磨きをしなければ罹患してしまうもの」という理由で子供の頃から実施して当たり前と化した習慣であり、その必要性に対してあまり疑問を抱かないですが、実は単なる感染症であって、虫歯菌に感染していなければ不要な行為なんですよね。
感染症の認識はなかったはという人は一定数いると思いますが、「赤ちゃんには元来、虫歯菌は存在せず、親から感染する」は結構な人が知っている常識なんじゃないでしょうか。
この常識がいつ定着したかは定かではありませんが、「75%は母親、15%が父親、残りの10%が祖父母や保育園の保母さんから感染する」という研究結果がTVをはじめとしたメディアで広まったものと思われます。
虫歯は親から子だけでなく、大人から大人にも感染する
で、この新しい常識が、最近のパパ・ママにも浸透して新たな行動様式が浸透してきているように思います。これは、赤ちゃんに親が口移ししたり、食器を共有してはダメというもの。
虫歯に悩んだことがあるパパ・ママとしては当然のように選んで然るべき行動様式だと思います。赤ちゃんにあの辛い思いをさせたくないと。
わが家もご多分に漏れず、この方針なのですが、最近なんかこれって対処療法であまり正しくない気がしてきました。
何故かというと、散々がんばって赤ちゃんに虫歯菌を移さなかったとしても、大人になってからも虫歯菌には感染する為です。
この証跡ってほどじゃないんですが、うちのママちゃんは大人になるまで虫歯が無かったんですが、私と付き合ってから虫歯が結構出来てしまったんですよね。今まで虫歯に罹患しなかったのって歯磨きが上手いというレベルの問題ではなくて、口内に虫歯菌がいなかったんだと思います。そして、私が移してしまったんだと。。
口移しを避けると、重篤なキス病に罹患する
また、子供の頃に他人の唾液などを摂取せずに、大人になったときにキスすると伝染性単核球症(別名「キス病」)という割と重篤な症状を発する病気に罹患することがあることが分かってきています。
なので、口移ししたり、食器共有をしないという方法を取るのではなく、そもそも親の口内から虫歯菌を死滅させればいいんじゃない?って思うようになりました。
虫歯菌を死滅させる治療法
で、何で虫歯菌=ミュータンス菌を死滅させるのが難しいかというと、次のような理由があるようです。
- 口の中に薬を投与すると善玉の常在菌まで駆除してしまう
- 口の中に薬を投与しても直ぐに唾液で流れてしまう
さらに調べたら、この2点を解決する3DS「Dental Drug Delivery System」という治療法があるのを知りました。簡単に説明すると虫歯菌への抗菌剤と殺菌消毒薬を専用のマウスピースに注入・装着し、虫歯菌を駆除しようというものです。
これが結構効果的で、治療後は1年位虫歯にならない、赤ちゃんのような口内環境が手に入るらしいです。但し、この治療は虫歯を全部治療済であることが前提であり、また、保険適用外の方法なので6~7万円といった費用が掛かるみたいです。
まだ、この治療法が出来る病院が少ないのですが、もっと普及すればいいのになと個人的には思います。
おわりに
今回は、虫歯を赤ちゃんに移さない為に、口移ししないとか、食器共有しないとかって行動様式が広まってきたけど、そもそも親が虫歯菌を3DS治療で除菌していればそんなことする必要なくね?という話でした。
3DS治療が気になったので、今度機会があれば試してみようと思います。
他にも歯磨き関連で試してみたことをご紹介しておりますので、気になった方は観ていってください!
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