おはこんばんにちは、ゆーや@Excel利用歴16年です。
今回は、Excelで作業をしている中でよく見かける「エラー:ソースが見つかりません」の解決方法をご紹介します。
こんな方におすすめ
- 「エラー:ソースが見つかりません」が解決出来ずにイライラされている方
Excelで「エラー:ソースが見つかりません」が出る場合の解決方法
「エラー:ソースが見つかりません」どういう時に発生するか?
「エラー:ソースが見つかりません」このエラーがどういうときに出力されるか、ご存知の方が大半と思いますが、念のため記載しておきます。
このエラーが発生するのは、他のExcelのWorkbookの値を引用していて、その参照元のExcelが無くなった時に発生します。無くなったと書いてますが、名前を変更したとかでも起こり得ます。
むやみな「リンクの解除」はオススメしない
このエラーが出た際、リンクの解除を選択する解消されることが多いです(そうでない場合もありますが)
ただ、このオペレーションをしてしまうと、別のファイルから値を参照しているリンクが値貼りになってしまいます。この為、意図してリンクを貼っている場合に、想定と違う結果となってしまったみたいに困ってしまう場合があります。ですので、「リンクの解除」をむやみに実施するのはオススメしません。
可能な限り、リンク元の変更で元のファイルを探してリンクを貼った方が良いです。
リンク切れがどこかわからない場合
で、リンクの張替えをする為に、該当箇所を探すわけですが、このエラーが出た時に、具体的にどこのリンクが切れているかがわからないっていうのが最大のお困りポイントになるかと思います。
そこで、このリンク切れを探す方法や探す場所についてのノウハウをご紹介します。
検索で"[(角括弧)"を探す
セルに他のファイルへの参照リンクが張られる場合、参照元ファイルの名称が角括弧"[]"で区切られます。
この仕様を利用して、検索で"["を検索するコトで、セルに埋め込まれたリンクを抽出することが出来ます。
検索の仕方もちょっとだけコツがあって、オプションで「ブック」を選択し、「すべて検索」をすることで、該当箇所を一網打尽にすることが出来ます。
セル以外に参照元リンクが潜む場所
上のセルの中に参照先がある場合は、上記のやり方で簡単に見つけられるんですが、もうちょっと深いところに参照先がいる場合があります。
その場所をお教えて終わりにしたいと思います。
条件付き書式
シートをコピーしたときに成りやすいのですが、条件付き書式の数式が他ブックを参照している場合があります。
これを見つけるのは結構骨が折れます。
どこのシートにエラーがあるかがわからない場合は、オリジナルファイルの複製をとっておき、怪しいシートを削除して、このファイルを開いた際にエラーが無いかを確認すると良いです。
で、怪しいシートが特定出来たら、「条件付き書式のルールの管理」で書式ルールの表示を「このワークシート」に切り替えてどの条件付き書式が問題かを潰し込んでいくと良いです。
名前の管理
名前の管理に参照元が仕込まれている場合もあります。これは、別ブックからシートをコピーした場合に複製されて、ゴミが出来る事が多いです。
これはブック単位で一覧が観えるので、比較的直しやすいです。
まとめ
今回はExcelで[エラー:ソースが見つかりません]が出たときの解決方法をご紹介しました。
こういったエラーが出る場合の多くはExcelが野良化しています。
引継ぎ等で問題になることが多いので、あまりExcelに頼り過ぎずにシステム化などの方法が無いか見直しをされることをお勧めします。
もし、お困りのことが有る方は、お問合せください。
といったことで今回はここまでです。
ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/