いよいよ大震災が発生するのではないか?2019.3.22~23にかけて東海地方に「地震雲」の目撃情報が多数報告され、Twitterの3月23日のトレンドを見てみると、16位に『地震雲』というワードがランクインした際にそう思いました。
地震雲ヤバい
昨日の夕方5時半頃撮った#富士駅#地震雲 pic.twitter.com/tIj7yH4RJq— カーゴ (@wanwanteacher) 2019年3月22日
昔から、私は生存本能が強く(ビビリでw)、地震が起きると真っ先に安全を確保しようという動きをしているのですが、地震雲の情報を見てから、いよいよ大震災が発生するのではないか?という思いが強まり、私の地震に対する警戒度が高まってます。
今回はそんな状況に因んで、私がこれまで地震に関して収集した情報や地震の予知や予測方法に対する考えをご紹介しようと思います。情報量が多くなったので、複数回にわけての投稿となります。まず1回目は地震雲と動物行動データに関する考えからご紹介します。
こんな方におすすめ
- 地震が気になってしょうがない方
- 地震に備えたい方
- 地震を先読みしたい方
目次
地震雲による地震の予知
地震雲と地震の因果関係
地震雲は地震の前兆という話を昔からよく聞きますが、地震雲と地震の発生の関連は、地球科学や気象学としてはほとんど認められていないそうです。
とはいえ、逆に地震雲と地震の関係が無いと言いきるのも難しいと気象庁は説明しているそうです。この状況から、私は地震雲と地震の発生は100%ではないにせよ相関があり、統計をとれば優位な傾向がとれるのではないかと考えております。
地震雲の特徴
変わった形の雲を見かけるとひょっとすると地震雲ではないか?と疑う方がそこそこいらっしゃると思いますが、実際に地震雲は観測者にとって見慣れない、もしくは何らかの形で特徴的だと思われた雲をその対象としているそうです。
ただし、地震との因果関係がある地震雲には次のような特徴の何れかがあります。普段と違う雲を見つけた際に、それが地震雲かどうかを判断する材料になるかもしれません。
- 比較的低い位置(低い高度)に発生することが多い
- 風に流されない(流されにくい)
- 長時間形を変えず消えない
こちらのサイトに色々な地震雲の候補がわかりやすく纏められています。
地震雲と見間違いやすい雲
飛行機雲(ケムトレイル)や巻雲、高積雲、層積雲という雲はあまり見ない雲ですが、気象現象として説明可能なものなので地震雲から外して考えてよさそうです。
2017年に米海軍機が大空にケムトレイルで、とんでもないイタズラ描きをして、基地司令官が謝罪しています。ケム撒きは民間機だけでなく、軍用機も行なっているのですね。日本では自衛隊機も動員されているのでしょうか? https://t.co/inxBP2Hv4n pic.twitter.com/rApR3IS0pF
— 大沼安史 (@BOOgandhi) 2019年3月20日
地震雲の発生メカニズム
この地震雲の発生ですが、「気温の異常増加」「電磁波」「圧力」「イオン化」などが関係していると言われております。Wikiに詳細が記されておりましたので、参考までにご紹介します。
地震雲についてのWiki
- 気温の異常増加 説・・・断層付近の地下の歪みにより気温の異常増加が起こり、その上で地震雲が発生するという仮説です。これは地震予知につながる雲を「地震雲」と命名した真鍋大覚氏の説です。
- 電磁波 説・・・震源周辺から発生する電磁波が雲の生成に影響を与えるという仮設です。ここで言う電磁波は、地球の磁場や宇宙線、太陽風による磁場の異常または他の原因によってできた磁場によるものだそうです
- 圧力 説・・・地震の発生前には、断層周辺に大きな圧力がかかり、その圧力によって地震雲を含めたさまざまな現象が起こるという仮説です。岩石の中には圧力を加えると電磁波を発生させるものがあり、大きな規模で圧力がかかると大きな電磁波と磁場が発生すると考えられている。また、圧力によって地中の磁性体が変性・変形して磁場を変えたり、岩盤の破壊や圧力変性による地電流の異常が磁場を変えたりすることも要因として考えられている。
- イオン化 説・・・電磁波の放射によって、地上にも磁場変化や電磁波放射が及びます。高エネルギーの電磁波は気体分子をイオン化させるため、大気中に増加したイオンが水蒸気の凝結核となって雲の成長を促進し、地震雲が作られるという仮説です。また、磁場の変化の場合、強い磁場の中に反磁性体の雲粒や凝結核があるとそれが浮上することが知られており、このようなメカニズムで地震雲が作られるとされている。
このように、地震雲の発生メカニズムは諸説ありますが、それぞれ関連していると考えてもよいのではと思います。
また、こちらも諸説ありますが地震雲の発生タイミングは、地震発生の2週間前~直前ぐらいだと言われております。
動物の挙動による地震の予知
地震の予知として、動物の挙動を観測するのも面白いです。有名な所で言うとナマズだったり、カラスだったり、カエルだったり。
IoE(Internet of Everything)として、全てのモノ・コトがデジタル化される時代になったら、動物の行動結果のデータもデジタル化されますが、この動物の行動結果データからも地震の予知をするために意義のある傾向が得られそうだと考えています。個人的には、カラスの行動データを監視するのが良さそうに考えています。そう思う理由は、昨今の地震の前兆としてカラスの異常行動を見たという人がたくさんいるからです。
参考までにニコニコ動画に地震前後のカラスの挙動が掲載されていたのでご紹介しておきます。
おわりに
今回は、地震雲と動物の挙動から地震の予知が出来るかの可能性をみてきました。私の考えとしては、いずれの情報も地震の予知につながる有益な情報だと考えるものの、どれか一つの傾向からだと確率の高い予知は出来ないと考えております。次回ご紹介する熱移送説と電離層、直近予震からの予測と併せて、情報を重ね合せてみると、割と確率の高い予測が出来るのではないかと考えておりまして、気になった方は観ていってください。
プレート説に代わる地震予知の方法「熱移送説」「電離層モニタリング」「群発地震観測」の紹介へ続く
ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/