考えた

これからのマネジメントで変えるべき行動様式

2021年6月22日

小林 祐也(ゆーや@コンサルタントSE)

未来志向と戦略思考が強みの30以上のプログラム言語を経験した外資コンサルタントSE

おはこんばんにちは、ゆーや@マネジメントの探求者です。

今回は、これからのマネジメントで変えるべき行動様式というテーマでお話したいと思います。

こんな方におすすめ

  • マネジメントに携わる方

これから転換が求められる行動様式

テクノロジーが指数関数的に進展し、変化が加速するVUCAの時代には、今まで有益だった行動様式の無価値化が進み、転換が求められております。この中で主要なものを3つほど挙げます。

計画の無価値化

まずは、計画の無価値化です。これまでの安定の時代においては、長期スパンで計画を立ててそれをPDCAでマネージすることが有効でした。

しかし、変化が加速する時代においては、このPDCAがほとんど機能しなくなりつつあります。例えば3年スパンで計画した案件で、3年後に当時の設計が時代遅れになって、陳腐化してしまっているという状況が横行しているのです。

対策

これに対して、有効?な対策は、PDCA型からOODA型にマネージメント方式を転換することです。OODAは変化の速いアメリカ空軍で取り入れられたマネジメント手法で、Observe(観察)、Orient(方向づけ)、Decide(決定)、Action(行動)のサイクルを回す方式です。計画に依らず、周辺情報から即座に意思決定をして、舵を切りなおすことが出来る、変化に強いマネジメントです。

ベストプラクティスの無価値化

次に無価値化するところとしては、ベストプラクティス(うまく行ったやり方・事例)です。何か新しいことを始めるときに、周りを見渡してベストプラクティスを探して、その方法を取り入れるというのがこれまでの勝ち筋でした。

しかし、昨今の変化の加速が、ベストプラクティスの陳腐化を加速させ真似してもうまく行かない場合や、そもそも自分達が最先端で周りに良い見本が無い状況を産んでおります。

対策

この無価値化に対応するには、周りに見本を探すのを辞めて、自分達で良いやり方を創るという方法に舵を切らざる負えません。このためには、プラクティスに頼らず、ベターな方法を見出すFail First方式が重要です。

Fail Firstは、シリコンバレーの新しいことを始めるスタートアップと呼ばれる企業がとっている方法です。失敗は成功の母と言われるように、とにかく良質な失敗を繰り返して成功を手繰り寄せます。

このFail Firstを実践するには、失敗を嫌う文化を撤廃しないといけないのですが、そこが苦労するポイントかなと思います。

言質の一貫性をとることの無価値化

最後に、言質の一貫性をとることの無価値化です。これまでの安定した時代においては、言ったことを守って、その言質を積み上げて、戦略を立てていくというのが勝ち筋でした。

しかし、昨今は言ったことを訂正し、組み替えていかなければいけないケースが増大していますこれまでと同様に、言質を守る努力をしていると、逆に変化しなければならない機運を損ねてしまう可能性が高まり、言質の一貫性を守ることの方がリスクになってしまうのです。

対策

この「言質の一貫性」の代わりに、持つべき行動様式は、顧客価値にコミットする「信念の一貫性」ともいうべきものです。

「言っていることは変わってますが、それはあなた達のことを思ってのことで、そうするのが当然」のように言い放つ文化の醸成が必要です。

まとめ

今回記載した行動様式については、昨今の情勢から考えを巡らせれば当たり前の話なのですが、まだまだ認知が低いと個人的には考えています。きっと、あなたの身の回りにおいて、8~9割型はこの認知がないと思いますので、社内や顧客に対しての布教でかなりパワーが必要になろうかと思います。

ただ、ここと向き合わないと泥船なので、是非この考えを普及してもらえるように努力をすべきだと思います。この際に、有効なのがアーリーアダプターと呼ばれる新しいこと好きの人に対して話をすることです。頭の固いレイトアダプターに話をしても、足を引っ張られるだけなので、このアーリーアダプターを見つけて声をかけるとよいと思います。

ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/

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