おはこんばんにちは、ゆーやです。
今日は、「良質なコンテンツを創る為には、その為の手段を把握して使いこなせるようにすることが大事」というテーマでお話したいと思います。
こんな方におすすめ
- 良質なコンテンツを創りたいと考えている方
目次
良質なコンテンツとは何か
あなたが良質なコンテンツと考えたとき、どんなものが浮かびますか?あなたが良質なコンテンツを創りたいと考えたとき、出発点はこちらに対して確たるイメージを持つことが大事です。出来るだけ解像度の高い状態で。
私だと、パッと思いつく内容としては、次のような内容が思い浮かびます。
- 因果関係やロジックがわかり易い
- 内容が練り込まれている(基本情報が応用されている)
- 理解し易い構成で説明されている
- 視覚的にわかりやすい
- 情報が整理されている
- 今まで知らなかった真情報が入っている
良質なコンテンツを創る過程を抑える
これらのコンテンツを創ろうとしたときに重要な点を、カルピスの例に挙げて説明します。
カルピスの原液は味が濃すぎて飲みにくいですよね。これを飲み易くする為の手段として水で希釈(薄める)があります。薄める事で甘すぎなくて、ちょうど良い甘みのカルピスウォーターを作り出すコトが出来ます。
このカルピスウォーターを創る過程を良質なコンテンツを創る過程に置き換えるべく抽象化すると、
「①取込み難い原液を②特定の手段で取り込めるようにする」
という過程になります。
良質なコンテンツを創りたい場合は、①と②をしっかりと把握することが大事ですが、個人的には②のが重要だと考えております。
①原液よりも、②如何に取込み易くするかの手段のほうが大事
カルピスを飲み易くした方法が何かというと希釈ですが、科学的には他にも化合する、分離する、発酵する、固める、蒸発させる、電離させるなど、色々な手段があります。
良質なコンテンツを創る為には①の原液を把握していることも大事ですが、②の原液を如何に取込めるようにする手段を把握して使いこなせるようにすることのほうが大事です。これを、カルピスから情報コンテンツに変えて例示してみます。
切り抜きコンテンツ
最近、Youtubeでは2ch創設者のヒロユキさんの切り抜き動画であったり、切り抜き記事といったものが流行っています。
ヒロユキさんのYoutubeでのライブ配信には宝石のように、核心を突くような思考方法や情報が沢山ちりばめられているのですが、2時間という尺の長さがあいまって、とてもじゃないけど全部見れません(=①取込み難いもの)。そこで生まれたのが切り抜き動画で、彼の発言内容を切り抜いてタイトルやテロップを付けるなどして、視聴者が観たいものだけを観れるという加工をしております。
この例からは、切り抜きという手段があるから、良質なコンテンツが産まれているという構造が観えてきます。この切り抜きという手段を持っておくと、似たような長時間のライブ配信コンテンツから良質なコンテンツをマイニング出来ると言えます。
要約コンテンツ
次に要約や解説に関する手段を紹介します。わかり難いというコンテンツというものが何かと考えると、情報の因果関係が整理されていない、単純に情報量が多い、文字ばかりで観にくいなどが挙げられます。これらのわかり難いコンテンツは、情報を構造化したり、要約し、絵や動画で解説することで良質なコンテンツになります。
この意味で私が最近よく見ている良質なコンテンツは、本の要約動画です。私が本を読むときは、その本の口コミとかまとめ記事で下調べをしてから、実際に購入するというのがこれまでのスタンスでした。が、最近はYoutubeに要約動画というのがあって、その本のエッセンスを理解した上で、さらに詳細をみたいという場合に本を買うというのが多いです。
ここでも、動画で要約するという手段が、良質なコンテンツを産んでいます。①わかり難い文書という切り口だと、書籍に限らず論文など原液にあたるものは数多あるので、この手段を使えば幾らでも良質なコンテンツを産めると言えます。
まとめコンテンツ
情報が散逸していて把握が困難なコンテンツも、それをまとめるだけで、良質なコンテンツになります。5チャンネルなどで、散逸にコメントされた情報を集めて一つの記事にするまとめ記事はなかなかに情報が新鮮だし、議論の過程がわかり面白いです。
私はロマサガRSというゲームでよく遊んでいるのですが、攻略内容は攻略サイトなんかよりも、まとめ記事のほうを優先して観ています。そこが一番色々なプレイヤーの意見や議論が為されている過程が観えるので、攻略サイトよりも情報の精度等が良い事が多い為です。
言わずもがなですが、情報を集約してまとめるという手段が、良質なコンテンツを産んでいるわけです。国民総発信時代の今日において、TwitterをはじめとするSNSでは、情報がいくらでも落ちているので、まとめ記事を創る手段をものにしていれば、切り口を変える事でいくらでも良質なコンテンツを産みだせると言えます。
良質なコンテンツを産む為に手段を見つけものにする
良質なコンテンツを産む為には、上で紹介したような①取込み難いものを②取り込めるようにする手段を把握することが大事です。この為には自分が良質だと思うコンテンツを注視することが大事です。そして、その手段をモノにするのが大事です。
逆にその手段を持っていると、手段で良質化出来る大量の原液が見つかるはずです。
まとめ
今回は、良質なコンテンツを創るには、原液たるコンテンツを取込み易くする手段を把握して、それをモノにする事が大事だよという話をしました。
ここで言う所の手段がテクノロジーの進展で色々なものが出てきていると思うので、より良いコンテンツを創ろうと考えるのであれば、これから進展するであろうVR・AR・ブロックチェーンなんかで出来うる手段を見つけるといいのかなと思います。
といったところで、今回はここまでです。
ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/