おはこんばんは、育休メンのゆーやです。今回は、自身の育児体験をもとに、赤ちゃんに良質な母乳を届ける為にすべきコト(避けるべきコト)を3つ選んでご紹介します。
こんな方におすすめ
- 授乳中の産婦の方
- 妊婦の方
目次
赤ちゃんに良質な母乳を与える為にすべきこと
トランス脂肪酸の摂取を控える
母乳の分泌に関連があるホルモンはプロラクチンとプロゲステロンといったホルモンです。プロラクチンは乳腺の発達を促し、プロゲステロンは母乳を乳房に蓄えるコトを促進します。
母乳の分泌にはこれらのホルモンの作用が要なのですが、その原料が重要です。ホルモンは脂質に含まれる脂肪酸を材料にして作られますが、トランス脂肪酸を摂取していると、このホルモンが正常に分泌されなくなってしまいます。トランス脂肪酸は、自然界にほとんど存在せず、人体の中で正常に代謝が出来ない為、ホルモン異常をひきおこしてしまうのです。ホルモン異常が発生すると、母乳が正常に作られない可能性が出てくるのです。
また、母乳の中にはメラトニンという睡眠ホルモンが含まれていて、赤ちゃんの眠りに影響を与えます。このメラトニンが異常だと、赤ちゃんが睡眠異常をきたしてしまう可能性があります。
その他にも、育児をしていると幸せホルモンであるオキシトシンが分泌されることも知られていますが、トランス脂肪酸を摂取しているとこれらのホルモンがが正常に分泌されない為、産後鬱みたいな状況も引き起こしやすくなるのです。
家庭料理であまりにも普及してしまっているプラスチックボトル入りのサラダ油、コンビニのパンの9割がトランス脂肪酸がふんだんに盛り込まれています。これらを選択しないだけでも、大分リスクが減ります。
根菜を沢山とる
母乳は血液から造られる事が知られていますが、根菜は血の巡りを良くする働きがある為、母乳の量を増やすのに役立ちます。また、栄養価も高い為、母乳の質も高めてくれます。
特にごぼうしと呼ばれるごぼうの種は、乳腺炎になったときに、その症状を緩和してくれるという効果もあります。
出産直後の産婦さんはまともに活動するのが難しいので、パートナーに根菜料理をねだるといいと思います。
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育メンパパの私は結構、根菜料理を作りました。
きんぴらは、作り置き出来て毎食のおかずに出来るのでオススメです。
切り干し大根は、鉄分が豊富なので妊婦にもおすすめです。
乳首のケアをする
乳首に傷がつくと、母乳に血が混じるようになります。母乳は血液から造られているから飲ませても大丈夫という意見をよく観ますが、それは誤りです。母乳は血液から造られるのは事実ですが、母乳と血液は全然違う物質です。味は違うし、消化に掛かる内臓の負荷も違う。かさぶたは雑菌の宝庫で不衛生です。可能な限り血が混じった母乳は与えないほうが良いです。
この為に、乳首に傷をつけないように、乳頭保護機を使ったり、血が出たときは休ませたりと色々と対策をした方が良いです。
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まとめ
今回は、母乳の質を高める為にすべきことをいくつかご紹介しました。
妊婦や産婦の方の参考になればと思います。
特にトランス脂肪酸は本当に害悪で、乳がんの餌であるエストロゲンの分泌も促進します。2018年にカナダはトランス脂肪酸入りの食品添加が禁止になりましたが、同じ道を日本も歩んで欲しいものです。
といったところで、今回はここまでです。
ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/