授乳ってこんなにも痛いの?子供が産まれて授乳をはじめたての多くのママさんが経験するのがこの授乳の痛みだと思います。
実際に、うちのママちゃんもこの授乳で苦しんでおり、実際に実施した色々な対策をご紹介しますので、あなたやあなたの相方の授乳の痛みを緩和する為のヒントになればと思います。
こんな方におすすめ
- 母乳で赤ちゃんを育てようと考えている妊婦さん
- 授乳がつらい新生児の産婦さん
目次
新生児の授乳は想像以上に大変
私は、赤ちゃんが産まれて授乳が身近になるまで、授乳がつらいというイメージはありませんでした。勝手なイメージですが、授乳は本能的なものでママも赤ちゃんも出産直後からすんなり出来るといったものと思っていました。
ですが、実際の授乳はそんなものではなくて、最初の授乳はママも赤ちゃんも慣れていなくて、中々うまく授乳が出来ないことがほとんどです。
うちのママちゃんは、切迫早産の恐れがあった為、妊婦のときに乳頭のマッサージをしておりませんでした。なので、乳首がほぐれていなくて、授乳時に血豆が出来たり、乳首に傷が出来て、出血したりと、とにかく痛そうでした。
授乳の痛みを乗り越える方法
そんな授乳の痛みを乗り越える為に、我が家は色々と試行錯誤しました。
乳頭保護機
上記でお話したように、うちのママちゃんは、乳首に血豆が出来たり、傷が出来て出血したりと相当乳首が痛い状態に陥ってしまったので、その痛みを緩和する為に、次の3つの乳頭保護機を試しました。
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この3つを試しましたが、どれも特徴があって、人に依って合う合わないが分かれると感じました。いずれも価格は1000円~2000円位なので、痛みを緩和出来るなら安い買い物です。
藁にもすがる思いの場合は、色々な乳頭保護機を試されるのをお勧めします。
乳首を傷つけてしまうタイミングの対策をする
授乳の時に乳首を傷つけてしまうタイミングは、吸わせるときの浅吸いと、おっぱいから外すときです。それぞれに対策することである程度乳首が傷つくのを防げます。
浅吸いを深吸いへ
浅吸いを防ぐ為には、深吸い出来るポジションで飲ますのが効果的です。このポジションは乳首の形状によって赤ちゃんの飲みやすい体勢によって変わってきます。
うちのママちゃんは右乳は乳首の形状が悪いのですがフットボール抱きにしたら上手く深吸いしてくれるようになりました。こういったポジショニングについては、助産師さんによっては教えてくれないので、やり方を調べたり、母乳外来などで教わるのをお勧めします。
おっぱいを無理やり引っ張って外さない
おっぱいを外す時に無理やり外すと、痛みが強いです。
そうならないように、赤ちゃんの口の近くのおっぱいに横から指を入れて空気を入れてあげるのがポイントです。
3ヶ月位になるまで、赤ちゃんは自分からおっぱいを外せないので、このようにして外してあげましょう。
乳首を休ませる
母乳は吸わせ続けないと出なくなるとか、そういう情報が出回っていますが、そんなことはありません。逆に母乳を作ったり、傷ついてしまった乳首を治すには、休息が必要です。
我が家はシフト制にして、夜の1回の授乳は、ゆーやがミルクで代替するような運用にしました。そうすることで、ママはまとまった睡眠をとれ、しかも乳首を休める時間が出来ました。この運用をし始めてから、授乳がすこぶる安定するようになりました。
調べると夜中の方がプロラクチンが出て母乳が出るようになるという見解もあり、母乳量を増やしたいなら夜に授乳するのも手かもしれませんが、個人的には夜型はオススメしません。夜型にすると母乳に含まれるメラトニンというホルモンの分泌量が減る為で、そうすると赤ちゃんの睡眠に影響が出て夜泣きが多くなる為です。うちは、嫁が夜に寝るようになってから、赤ちゃんが夜泣きしなくなりました。
やはり人は夜に寝るのが自然なんですよ、代わりにパパは夜型になりますがw
搾乳する
授乳が上手く出来ず、母乳を上手く与えられないと、乳腺炎になってしまいます。うちのママも2回乳腺炎になりました。体温を脇で測ると38℃台の発熱が出て、口で測ると平熱の場合は乳腺炎と考えて良いと思います。
この乳腺炎への対策としては、母乳が上手く与えられなかった際に搾乳をすることです。手で搾乳すると、腱鞘炎になる方が多いので、自動で吸い出してくれる搾乳機の利用がオススメです。
乳腺炎になってしまったら、母乳外来や産院にお世話になるのをお勧めします。マッサージされることで、大分痛みが緩和されます。
授乳・母乳を知ることで痛みを乗り切る
痛みに耐えかねて嫌になってしまう方もやはり大勢いると思います。うちのママちゃんも弱音を吐いたタイミングがありましたし、知り合いは2週間で諦めて完全ミルクの運用にしています。
いずれの選択も自由ですが、やはり母乳のメリットはデカいです。そして、痛みはいつまでも続くものではないです。これらを知ることが授乳の痛みを乗り越えるモチベーションになると思います。
母乳の効果を知る
母乳は赤ちゃんに最適な栄養を与えられる、完全オーダーメイドの飲み物で、次のような特徴があります。
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- 赤ちゃんの内臓に負担を掛けない
- 赤ちゃんの性別に合せて最適な成分が分泌される(例えば、女の子の場合はカルシウムが多く含まれる)
- 赤ちゃんが風邪を引いた時には、母乳に抗体成分が分泌される
- 母乳で育った赤ちゃんは乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症率が少ない
また、授乳行為はママに対してもメリットがあります
授乳のメリット
- 母乳を吸われることで、ホルモンが分泌されて子宮が収縮し出産後の体力回復を促進出来る
- 幸せホルモンであるオキシトシンが分泌される
- 乳腺炎のリスクを減らせる
こういう情報を知っていたら、授乳の痛みを乗り越えて母乳を続け易いと思います。
授乳の段階を知る
乳首は最初のころは、パンで例えるとフランスパンのように固く、飲ませ続けているとベーグル位になり、最後には食パンのように柔らかくなります。
最初が一番大変ですが、これを乗り切ると大分授乳が楽になります。
産前に乳頭マッサージをしておく
授乳の痛みを緩和する為にお勧めの方法は、出産前の乳頭マッサージです。
出産後だと体調が思わしくないし、産後鬱にもなるのでマッサージをするのも難しいです。
切迫早産の恐れがある場合はマッサージが出来なかったりしますが、そうでない方は産前に乳頭マッサージを実践することをお勧めします。
まとめ
授乳の痛みを乗り越える為のほうほうについてのポイントをまとめます。
ポイント
乳首が傷づけない為に、深吸い出来るポジションを探す
乳首を外す際は、無理やり外さずに、おっぱいの横から指を入れて空気を入れて外す
乳首を痛めてしまった場合は、乳頭保護機を用いると痛みが緩和出来る
乳頭保護機は色々な形状があり、ママ・赤ちゃんに合うモノを試してみる
夜の授乳を避けると、子供の夜泣きも減るし、乳首を休ませられる
乳腺炎にならないように、授乳をしなかった場合に自動搾乳機で搾乳する
赤ちゃんにとって母乳は赤ちゃんに対するオーダーメイドな飲み物で、授乳するメリットが多い
ママちゃんにとっても授乳のメリットは多い
産前に乳頭マッサージをしておくと授乳の痛みが緩和出来る
産婦の方で、授乳の痛みに負けてしまいそうな方は、諦めずにここに記載したような色々なことを試行錯誤してもらえればと思います。
ママ独りだと厳しい場面も多々あると思うので、パートナーや身近な親族の助力を仰いでください!授乳の痛みを乗り越えてるとそこに幸せが待っていると思います。
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ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/