テクノロジー

リープフロッグドリブンマーケティング

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皆さん、リープフロッグという現象をご存知でしょうか?直訳すると飛びガエルカエル飛びという意味なのですが、英語では馬跳びを指す言葉だそうです。
最近は、技術などが段階を飛び越えて一気に進展する様をこの言葉で表します。
今日はこのリープフロッグの現象が発生する原因を捉えて、色々なシーンに適用することでマーケティングなどへの応用が利くのではないかという考えが浮かんだので、ご紹介します。

こんな人にオススメ

  • プロダクトやサービスを世の中に浸透させたい人
  • 技術の発展を先読みしたい人
  • ○○ドリブンマーケティングって言いたい人

リープフロッグの具体例

リープフロッグの例をご紹介します。

新興国の固定電話を飛び越えた携帯電話の普及

2016年度 固定電話普及率 出典 携帯電話普及率 出典
新興国 南アフリカ共和国 6.6 % ⊂二二二( ^ω^)二⊃
固定電話 無視
142.4 %
ボツワナ 6.9 % 158.5 %
ナイジェリア 0.1 % 81.8 %
インド 1.9 % 87.0 %
先進国 日本 50.6 % 129.8 %
韓国 56.1 % 122.7 %
米国 37.1 % 127.2 %
英国 52.2 % 122.3 %

アフリカ地域は固定電話が普及する前に携帯電話が普及した。

中国のキャッシュレス決済の進展

2010年時点 法律や規制の整備 現状(2018年時点)
日本 約14% 出典 しっかり 約20%(+6%) 出典
中国 約40% 出典 適当 ⊂二二二( ^ω^)二⊃ 約80%(+40%出典

中国は、法律や規制の整備が通貨の偽造に関する整備がされておらず、偽札が蔓延っていた事が後押しとなった。

インドのEV(電気自動車)の進展(見込み)

現状の普及率 ハイブリッド車 2030年目標
日本 約5% 19% 出典 8% 出典
インド 0% 0% ⊂二二二( ^ω^)二⊃ 30% 出典

インドはハイブリッドなどのシェアが未だ無いため、一足飛びにEV普及を狙える。
EVの進展を支える要因としては深刻な大気汚染がある。大気汚染と聞くとその代名詞は中国だが、実際は中国よりもインドのほうが大気汚染は深刻だそうだ。

リープフロッグの発生条件

上で紹介した例で見るとリープフロッグは技術が一足跳びに進展する様に目が行きがちなのですが、リープフロッグをマーケティングで利用しようとする場合、発生条件からしっかりと突き詰めて、①跳び越える間の技術が浸透していない、又は法や規制が整備されていない、この為に③技術が一足飛びに進展するいう要素で構成されている事が重要だと思います。
新しいテクノロジーやこれを用いたプロダクトを浸透させえたいと考えるなら、対象のマーケットにおいて、①飛び越える間の技術が浸透しているかどうか②法や規制の整備状況が重要になります。狭間に技術が浸透していたり、法や規制が整備されているなら、リープフロッグは起きえないのです。

リープフロッグの条件

リープフロッグドリブンマーケティング

リープフロッグの発生条件を用いてマーケティングしようと考える場合は、対象を広げて考える事が有効です。リープフロッグで引き合いに出される対象は、前段でご説明したとおり、国が多いです。しかし、この対象は企業にも応用が効くのです。

企業のリープフロッグ

企業においてもリープフロッグの発生条件は当てはまります。

新しい技術やプロダクトは決まり事や既存技術が多いと浸透しにくい

企業の中においても決まり事がカッチリしている企業では新しい技術が中々浸透しません。
金融機関をはじめとして、大企業ではウィルス対策などで端末にアプリを自由に入れられなかったりアクセスして良いWebサイトが制限されているコトが多いです。こういった企業には中々新しいテクノロジーやプロダクトを入れる事が出来ません。

また、特定の技術が普及しすぎていると、中々新しい技術が導入できません。例えばOSであったり、Webブラウザ、Excelといったツールです。XPとか、IE6、Excel2002-2003みたいなモノは安定し過ぎていた為に、その後のツール導入が中々進みませんでした

決まり事が多いと浸透しにくい

決まり事が多くて、技術に乗り遅れた企業がねらい目

企業において新しいテクノロジーやこれを用いたプロダクトを導入しようと思ったときのターゲットは、スタートアップのように設立からの運営年次が浅い企業が一番簡単です。が、そうもいってられないと思います。前述したような、決まり事の多い企業や、特定の技術に依存している企業は、この特性故にテクノロジーの進展が一歩遅れていて、他企業と比べて競争力が落ちている場合があります。そういった企業に新しいテクノロジーを導入しようとすると、1段階前のテクノロジーが無い分、それがある企業と比較すると簡便に導入が出来るはずなのです。自前のテクノロジー、プロダクトを導入したければ、個別に技術の進展軸を見て、1段階遅れている企業をターゲットにしましょう。

出遅れを狙え

個人のリープフロッグ

個人においてもリープフロッグの発生条件は当てはまります。

個人も、既に便利なスキルを習得していると、そのスキルに頼る為に中々新しいスキルを覚えようとしません。
常識や偏見が邪魔をして新しい技術を取り入れないという事もあります。

新しい技術を習得させようとする場合の狙い目は企業と同じ様にして、一世代前のスキルを保持しているかどうかです。
わかりやすいところが、音声入力です。

最近、AmazonのEchoやGoogle Homeなどの音声認識&入力デバイスが増えてきました。この音声入力でリープフロッグが引き起こされるのは誰かというと、今の児童世代と高年齢世代になります。何故かというと、彼らはキーボードを使ったタイピングや、スワイプを使った入力を習得していない為です。これらの世代からすると、一世代前のスキルを習得していないので、音声入力が非常に有効なスキルとして浸透しやすいのです。

このように、個人を対象に新テクノロジーやプロダクトを導入しようとした場合、一世代前のスキルを習得していない世代がねらい目となります。

 

まとめ

リープフロッグの法則性をご紹介するコトでマーケティングちっくな所に繋げたつもりだったのですが、いかがだったでしょうか。
本音を言うと、「ドリブンマーケティング」って言いたかっただけです(≧▽≦)さて、まとめていきます。

  • リープフロッグとは
    • 跳び越える間の技術が浸透していない 又は 法や規制が整備されていない
    • この為に、技術などが段階を飛び越えて一気に進展する様 のコト
  • リープフロッグドリブンマーケティング
    • 企業:決まり事やツールに依存して、一世代前のテクノロジーが導入されていない企業がねらい目
    • 個人:一世代前のスキルを身に着けていない世代がねらい目

ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/

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