あなたは出産が怖いですか?楽しみですか?両方ですか?
私はこの記事を書いたのが、いよいよ妻が臨月を迎えるというタイミングです。出産が間近に迫ったここに来て、妻が出産に対して恐怖を感じておりす。
ひといえに出産の恐怖と言っても、痛みへの恐怖、死への恐怖、子供がきちんと産まれるかと色々な恐怖があります。今回はこの恐怖を抑える為の方法を色々探してみた結果をご紹介します。
常識の新陳代謝ポイント
旧常識
新常識
こんな方におすすめ
- 出産に対する恐怖で不安に悩まされる妊婦
- 出産への不安に悩む妊婦を妻にもつ旦那
目次
出産時の痛みと対策
出産時の痛みを知る
そもそも、出産の痛みなんて未知です。未知だから怖いってコトって結構ありますよね。
ってことで、この出産時の痛みがどの位のものなのかを調べてみました。
- 下痢の45倍
調べてみると、出産の痛みは下痢の時の45倍の痛みらしいです。
んー、全然イメージがわかないw - 鼻からスイカが出てくるような痛み
また、鼻からスイカが出てくるような痛みという表現も例えとしてよく見かけました。
鼻にそんな大きなモノ入ったコトないから現実味がないですねw - 腰をハンマーで叩かれてるような痛み
これは、一番体感し易い例えかもしれないですね。
陣痛の周期的な痛みで、ハンマーでお腹を叩かれると考えると
どれもすごい痛みだというコトは分かりますねw
知ってみると逆に不安になるかもしれませんw
痛みへの対策:無痛分娩
そんな話聞いてたら、すごい痛みなので、耐えられないって人もいそうです。
うちの妻も出産の痛みに耐える自信が無いので、無痛分娩を選択しようとしています。
無痛分娩って一括りに言っても、陣痛(お腹の痛み)を抑える無痛分娩と、出産部位の痛みを抑える和通分娩の2種類があるらしいんです。
経産婦さんに聞いたところ、出産時にどっちが痛いかっていうと、陣痛のが痛いらしい。なので、こちらを受ける予定。
無痛分娩ってリスクもあるらしい
無痛分娩って、結構リスクもあるみたいです。
- 麻酔で痛覚がマヒする事から、母体や赤ちゃんへの対応が荒い際に気づけない
- 陣痛促進剤がセットになる
- 吸引分娩となる場合が多い
※麻酔による弛緩で赤ちゃんが産道の一番細い所で止まってしまうコトがあり、この時間が長いのは赤ちゃんにとってリスクなので吸引分娩をするそうです。 - 脊髄くも膜下に麻酔を注入する為、下半身不随になったり植物状態になってしまう人もいる
無痛分娩ってのは安易な気持ちで考えていますが、そもそも通常の分娩と違って、高度なスキルやマンパワーが求められる方法だそうです。にも関わらず、1人の産婦人科医体制とか経験の有無に関わらず許可しているところが問題視がされたりしているようです。
無痛分娩の選択率を調べてみると、日本は平成28年度で3万6849件で全体の6.1%で、アメリカやイギリスだと20~30%の妊婦が選択するのに比べて低い割合です。日本の無痛分娩は海外とは異なって、計画分娩とセットになってしまうであったりと、まだまだノウハウが蓄積されていないのかもしれません。
これを知って、ちょっと妻に無痛分娩して欲しくないなという気になりました。
だって、妻が歩けなくなったり、子供に障害が出たりして、妻が悲しむのを観るのは嫌じゃん。
出産が痛いのはかわいそうだけどさ。
※2020/01/11時点ですが、産婦人科で確認したところ、無痛分娩の選択率は15%位まで上がってきているそうです。
無痛分娩について怖がらる内容を書きましたが、痛みによる筋肉のこわばりが無くなる為、出産の時間が短く済み妊婦の負荷が下がるという側面もあるそうです。
うちが通っている産婦人科は無痛分娩に特化しており、半数以上は無痛分娩を選択しており、問題なく出産を迎えていました。
重要なコトはノウハウが蓄積されている産院であるかどうかなのかと思います。
出産時の死への恐怖と対策
妻はとりわけ、死への恐怖が大きく、怯えていました。やはり異常事態ですし、死ぬ可能性というのはついて回ります。
死への恐怖の対策
死に対する恐怖は、統計の力に頼るのが良いと思いました。
妊婦の死は自動車事故に合う確率の100分の1未満
調べてみたら、出産で亡くなられてしまう妊婦さんの数(※)は年間に40~50人位だそうです。
これは、年間の出生数が86万人なので0.005 %で、5万人に1人という低確率です。
これを知っていれば、中々死にはしないのだと安心出来るような数字に思えました。
※妊娠中、妊娠終了後42日未満の妊婦さんの数
さらに比較対象として、自動車の事故に合う確率と比較してみました。自動車で年間に事故に合う確率ってのが、0.8%だそうです。
これと比較すると、出産時に亡くなる確率は自動車事故に合う確率の100分の1位です。よっぽど運が悪かったと考えるしかないモノなのかもしれませんね。
赤ちゃんの死は自動車事故と同程度
日本の新生児死亡率は0.9%で、1,111人に1人の割合だそうです。これは、さきほど挙げた自動車事故とほぼ同じ位の確立ですね。
これを観ると、自分の死へよりも、赤ちゃんへの死に対する不安が強くなるかもしれませんね。
自分の死への恐怖が、上手く赤ちゃんの為にって思いに昇華出来るかもしれません。
その他の恐怖と対策
その他、育児への不安だったり、赤ちゃんに異常がある恐怖だったりいろいろとあるかと思います。
そんなときの対策として役立ちそうなものを紹介します。
正しい知識を身に付ける
上でも書きましたが、不安は知識不足からやってくるところがあります。調べるのが効果的な方法の一つだと思います。
- 専門職の方に相談する
専門職(医師や助産師)の方に相談すると、豊富な経験に裏打ちされているので、不安を拭い去る事ができるという方がいました。 - 深く知るのは辞めたほうが良い?
とはいえ、人によっては知ることで余計に心配になる方もいるようです。なので、一律知ることが功を奏するわけではないかもしれません。
不安を吐き出す
不安な気持ちや恐怖を溜め込むと、精神衛生上よくないです。書くことや話すコトで吐き出す事も大事だと思います。
- 旦那に吐き出す
旦那に対して不安を出せるのであれば、それが良いかなと思います。 - 同じ悩みを持つ、経験した方に吐き出す
それでも所詮男にはわからない悩みだと考える方もいらっしゃいます。実際にそういう対応する男子もいそうですし。
そういう妊婦の方は、同じ悩みを持った人や経産婦と話をするという方向に流してあげればいいかなと思いました。
楽しい事に集中する
不安なコトに意識をフォーカスしたり、無理にこの意識をそらそうとすると、逆に思いが強まります。
そうならない為には、別の楽しい事に集中するのが良いのかなと思います。
子供が産まれて、幸せに満ちた生活を思い浮かべると楽しい気持ちになるのではと思います。
マタニティーヨガを実践する
上記の楽しい気持ちに集中したり、出産にそなえて体力をつけるマタニティーヨガみたいなのもあるようです。
まとめ
出産時の恐怖を取り除く為の方法をご紹介してきましたが如何でしたでしょうか?
まとめます。
- 痛みへの恐怖
- 痛みへの恐怖がどうしても不安なら無痛分娩がある
- 無痛分娩にはリスクもあるのでその点を知り、体制やノウハウを持った産院かどうかで見極める
- 死への恐怖
- 妊婦自身の死への恐怖は統計的な知識をインプットしてあげるコトで和らぐ(5万人に1人)
- 子供の死の確率は妊婦の100倍と知ると、自分への死への恐怖が和らぎ、子供への思いに昇華できる
- その他諸々への恐怖
- 正しい知識をインプットすることが大事
- 不安を溜め込まずに、吐き出す事が大事
出産を控える妊婦さんも、その旦那さんの参考になればと思います。
他にも妊娠・出産関連で情報を紹介しておりますので、気になった方は観ていってください!
ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/