価値主義

需要収集投資マッチング基盤(仮称)の創作への挑戦1:需要収集投資マッチング基盤とは?

2020年5月30日

私が人生の中でこれを創れたらいいなと20年位ずっと温めてきたものがあります。それは、"金銭の流れを可視化する"という仕組みです。これが出来ると、資本主義のイデオロギーが価値主義(仮称)にシフトし、人類がこれまでに産みだしてきた解決出来ない課題の多くが解決出来るようになると考えています。

そのシステムの実現のイメージがずっと曖昧だったのですが、昨今のテクノロジーの進展からどういう仕組みなのかというイメージが段々と固まってきました。その仕組みをいったん需要収集投資マッチング基盤と呼称して(名前はそのうちもっと良いモノを考えます)、具現化に創作にチャレンジしていこうと思います。今回はその手始めとして、需要収集投資マッチング基盤(仮称)の概要をご紹介します。

需要収集投資マッチング基盤(仮称)とは?

需要収集投資基盤(仮称)とは一言で言うとどんなものかというと、「資本主義のイデオロギーを価値主義に変換する為の仕組み」であったり、「価値主義の時代に主流となる経済の仕組み」と言えます。

とはいえ、この説明だと何のこっちゃわからないので機能的な説明を一言で説明すると、その名前の通り「"需要を収集して、その需要に投資(出資)し、需要の遂行者をマッチングする仕組み"」と言えまして、次の3機能から成る想定です。

  1. 「需要収集機能」
  2. 「需要に投資する機能」
  3. 「需要に対して遂行者をマッチングする機能」

3つの機能の概要

3つの機能の概要としては次の通りです。詳細な機能については、後々洗い出していこうと思います。

  1. 「需要収集機能」は、Webクローリングで出来るほか、AIや人の意見に伴ってその価値が変動する仕組みを考えています。
  2. 「需要に投資する機能」は、その需要に対して需要投資基盤は誰がどれだけのお金をその需要に対して投資したかの集積値が、改竄不可で、誰でも閲覧可能な透明性を持って残せるプラットホームにしようと考えています。
  3. 「需要に対して遂行者をマッチングする機能」は、需要に対する遂行候補者を自動的に探し出し、遂行者に対して該当需要の遂行をリコメンドし、マッチングをする機能を想定しています。

需要収集投資マッチング基盤(仮称)がもたらすコト

このプラットホームがうまく機能するようになると面白い変化が起こる想定です。

重要なものの優先順位が変わる

この仕組みを使いだすと「お金を蓄えるコト」よりも、「如何に価値がある需要に投資したか」が重要になります
お金の使途が見えるようになると、お金の使途先の価値が高いと、投資者は行動の源泉足る信用を得る事が出来ます。逆に、お金の使途先の価値が低い場合には、投資者の信用が下落しますし、お金を持っているが使途しない貯金行為をする人にはお金を持たせる価値が無いという風に信用が減衰していきます
この流れは、資本追求ではなく、価値追求の行動変化を産むというわけです。

企業の内部留保が流入する

この優先順位が変わると、投資せずに企業内で蓄えておいた方が良いとされ、何にも使途されていない内部留保が(日本の場合は400兆円もの金額が)、需要収集投資マッチング基盤(仮称)に流入します。

ベーシックインカムが自然と実現する。

この仕組みがうまく回ると、衣食住の担保は価値の高い需要なので、投資先としてはとても価値が高い需要になります。 この為、こぞって投資され、より効果の高い方法も模索される為、現場に則したベーシックインカムが自然に実現されるようになる想定です。

国の価値が薄まる

国という仕組みの特徴をざっくり説明すると、目的が国民の人権やら生活を守ることであり、そのために国民から税金を収集して、そのお金で様々なインフラ環境を整備してくれているものだと思っています。
需要収取投資マッチング基盤を作ると自然と様々なインフラ環境を目的遂行が出来てしまいます
。そうなってくると、国の立ち位置はどんどんと曖昧になります。天皇が実権を失って象徴になったように、国も文化を示す象徴のようなものに薄らいでいくと思います。

まとめ

今日のところは、一旦ここまでです。

次回は、需要収集投資マッチング基盤(仮称)を作る為に何から手を付けていくかという点を共有しようと思います。

疑問点があったらコメントをお願いします!疑問点はシステムの形を明確化する上で大事な砥石になりますので!

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ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/

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