• この記事を書いた人
teal.puusenou

小林 祐也(ぷーさん)

ティール組織価値主義を広めることで、皆がワクワクを追求出来て、持続可能な社会創りを推進中!

ティール組織 価値主義

ティール組織の法人格を創る際は、"合同会社"の会社形態が良い理由

2020年1月6日

ティール組織が日本に輸入されてから、早いモノでもう2年が経つ。

時間の流れが進み、ティール組織がそこそこ増えてきているものの、自分がやりたい分野におけるティール組織は出てこない。仮に自分のやりたい分野に近しいものがあったとしても、自分が求めているモノとは微妙に不整合がある。あるいは、ティール組織を勘違いしているなんちゃってティール組織だったりする。

最近、この先も"自分が求めるティール組織が探しても出てこない"と考えるようになった。

アパレルで"服を探すのではなく、オーダーメードで人に合った服を創る"パーソナライズ化が流行ってきているようなイメージで、

ティール組織でも"会社を探すのではなく、個人の志向に合った会社を創る"といった風に普及していくのではないかと思う。

この前提で、どんな会社形態で会社を創るとティール組織に一番マッチするのかを考えたところ、"合同会社"が一番理にかなっていそうだという結論になった。本稿では、何故"合同会社"がティール組織にマッチしそうかという点を説明する。

こんな方におすすめ

  • 自分のやりたいことを、ティール組織で追求したい方
  • ティール組織を創ろうとされている方

合同会社とは

合同会社とは2006年ごろに出来た新しめの会社形態だ。有名どころとしてはグーグルの日本法人やアマゾンジャパンなどがそう。

株式会社との比較で合同会社についてわかりやすく言及されている記事がある。詳細を知りたい方はこちらをご参照いただきたい。

ティール組織は合同会社で起業するのが良い理由

合同会社は出資者の影響を受けにくい

ティール組織がうまくいかない原因の一つには、出資者がティール組織の事を理解していないことがある。フレディリック・ラルー氏の著書『ティール組織』の中ではこのように、注意されている。確かに、ティール型でいい感じの運営をしている組織が、鶴の一声で叩き潰されるシーンっていうのは良く目にする。

私が、たまに顔を出している「ティール組織」に関連の集まりの「手放しラボ」さんのイベントにも、この経験をした人が居た。ティール組織の運用が出来て軌道に乗ってきたところで、出資者に全てを潰されたそうだ。


出資者が大鉈を振るって権力を行使するとティール組織の3つの仕組みが崩れてしまう。心理的安全性が奪われホールネスが無くなり、存在目的も営利に返り咲き、自律分散の組織構造にもひびが入ってしまう。

合同会社は資金調達において、株式で出資者を募るわけではない。この為、株式会社と比較した際に出資者のどんでん返しのリスクが低いのだ。全くこのリスクが無いわけではないが。株式会社だと、うまくティール組織の理解者だけで出資者を構成出来れば良いがなかなか難しい。上場していたらなおさらに。

合同会社はしがらみが少ない

決算公告が不要

これからの価値主義の時代は、VUCA(Volatility:変動性・不安定さ、Uncertainty:不確実性・不確定さ、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性・不明確さ)の流れが加速する。この為、モノゴトは直ぐに陳腐化し、計画が役に立たなくなる。

計画をベースとしたマネージメントとして有名なPDCAサイクルも最近では有効に機能しないことが多く、代わりいOODAという変化に合わせて柔軟に対応を変えていくマネジメント方式が流行りつつある。

計画に根差す、予算とか決算といったものも、いずれは意味をなさなくなるのが道理なのである。

合同会社にはこの決算の公告義務が無く、承認行為も不要であり、株式会社よりも無駄な機能がそぎ落とされていると言える。

(※注意:決算書類自体は作る必要があります)

NPO法人のような事業制限もない

会社形態としては、NPO法人のがティール組織っぽいんじゃない?って思う方もいらっしゃると思う。

確かにNPO法人は営利を主目的にしてないてところはティール組織っぽっくて一見良い。

だけど、逆に"非営利"が前に出過ぎて主目的みたいになっちゃっていて、取りうる事業形態が制限されている

この観点からも、合同会社がしがらみが少なくて良い。

合同会社は手軽に作れる

合同会社と株式会社を設立費用で比較した際も、合同会社のほうが安く手軽に創れる。株式会社が20万円つくれるのに対して、合同会社なら最低6万円で創れてしまう。

NPOと比較すると、申請してから法人格が出来あがるまでの期間も短い。

この観点でも合同会社には分がある。

まとめ

上記のように、ティール組織で会社を起業する場合は、合同会社が理にかなっている。

これからの時代、多くの人がティール組織を志向するようになる。

自分にピッタリなティール組織を探している方がいたら、その時は合同会社の法人格での起業をオススメしたいと思う。(新たな会社形態が出来た場合は別として)

私自身も、今年中には合同会社を設立する予定だ。その時は、改めてその結果を投稿しようと思う。

といったところで、今日はここまで。

ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/

1つ星 (記事が気にいったらいいね!してね!)
読み込み中...

-ティール組織, 価値主義
-,

Copyright© ぷーさんの閃考 , 2020 All Rights Reserved.