おはこんばんにちは、ゆーや@利権嫌い人格です。
今回は、日ごろYoutubeで動画を観る中で、畜産業で行われている酷いなと感じたやり方についてご紹介していきたいと思います。
畜産って乳製品、肉、卵、皮革などの畜産物を得る為に、家畜・家禽を繁殖、飼育・肥育し、状況に依ってはその命を奪うこともあるということで、ちょっと可哀そうだなと思ってしまう側面がありますよね。この命を奪う行為についてはしょうがないものと割り切っているのですが、倫理的・衛生的にこれってちょっとヤバいなと個人的に感じたものがありましたので、ピックアップしてご紹介したいと思います。
目次
霜降り肉の闇
霜降り和牛ってとっても美味しいですが、そのように和牛を育てる方法がとてもえぐかったです。
狭いスペースに押し込めて繋ぎ飼いをして、肥育のためにあえて牛に運動をさせなかったり、太らせる為の高カロリーの餌だけを与えたり、脂肪の形成を阻害する為ビタミンAを徹底的に抑えるせいで、霜降り肉として出荷される牛は、失明をはじめとして様々な健康被害が出るそうです。ここまでするのを観ると、そこまでして霜降り肉を喰いたくないなと思ってしまいます。また、例え美味しい肉を食べれたとしても、そういった牛から得られる肉が、はたして人間の健康に害さないのか?と言う点が疑問でした。
フォアグラの闇
アヒルからフォアグラが作られる様もかなりえぐかったです。
フォアグラが取れない、メスは生まれてすぐに袋詰めにされて殺処分される。
オスは座ることも羽を広げることも出来ない専用の檻に入れられて、胃を膨れさせるためだけに、餌を無理やりつっこまれるそうです。。その過程で窒息死したり、下痢や胃腸炎、低血糖で出荷を待たずに亡くなるアヒルも多いそうです。
運よく?生き残ったアヒルも、暴れて体中傷だらけで、糞尿を垂れ流し、血みどろになりながら出荷を待つそうです。
霜降り肉と同じ感想なんですが、こんなことまでしてフォアグラを食べたくないなと思います。
養豚場の闇
母豚は先ほどの霜降り和牛と同様で、立つ、座る、寝る以外の身動きがとれない檻にずっと閉じ込められて一生が終わるそうです。この檻で乳を飲みにきた子豚は、母豚が踏みつぶして亡くなることもあるのですが、そのまま放置されたりするそうです。また、分娩異常で子宮が飛び出したりする母豚もいるそうですが、これまた放置されるそうです。
こういったことを初めとして、個人的にはこれってひどいなと思われる飼育方法がとられているように感じたんですが、それは紹介した動画を観てください。日本の9割の養豚場はこういう仕組みだそうで、我々が食している豚肉は苦しみに苦しみ抜いた豚さんだということを知って悲しくなりました。
養鶏場の闇
養鶏場だと、レグホンと呼ばれる卵を産む品種については、産まれてから直ぐに50%のオスは粉砕機で殺処分されるそうです。
肉食用のニワトリは、品種改良のし過ぎで、通常の3分の1の期間で成鳥になるそうですが、この成長に追いつけなくて、3割のニワトリが歩行が困難になるそうです。また、敢えてすし詰めにして、活動量を落として太らせるそうです。
まとめ
畜産によって提供されている乳製品、肉、卵、皮革の生産過程は、資本主義の影響を色濃く受けており、安く・早く・大量に作れるように最適化されていると感じました。
消費者にとってこれらの畜産物は、命の綱でもあり、自分の代わりに手を汚してくれている方もいることを考えると、頭があがりません。
しかし、その効率化された生産過程は、代償として家畜・家禽の一生を苦しいモノにしているように思われ、看過できないプロセスがあるように思われますし、結果としてそれを消費する人間の健康をも損ねるような統計も出たりしています。
参考
ハーバード大学の研究で、加工肉、卵などは食べると全死亡率が上がるという統計が出ていました
牛乳は、効率化の果てに、飲めば飲むほど骨が脆くなり、健康を損ねるものになってしまっております。
この解決策は、資本主義の次に来るであろう価値主義と考えています。資本主義の状況では改善のしようがないので、早く価値主義への変革を推し進めていかないといけないなと思いました。
ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/