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オリーブオイルは偽装品に要注意

小林 祐也(ぷーさん)

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おはこんばんにちは、ゆーやです。

今回は、オリーブオイルの偽装が横行しているので注意しましょう!というテーマでお話したいと思います。

こんな方におすすめ

  • 日々の食事や料理でオリーブオイルを使うことが多い方

オリーブオイルの種類について

オリーブオイルの偽装についてお話する前に、前提としてオリーブオイルにどのような種類があるかを抑えておく必要がある為、オリーブオイルの種類をご紹介します。

オリーブオイルは国際オリーブ協会のIOC(Internal Olive Council)の規格と、日本のJOA認定規格で、種類の整理の仕方が異なります

IOCの規格

まずはIOC規格を整理してみたのがこちら。

主に、ヴァージンと呼ばれるオリーブの実を絞るのみで精製処理をしていないオイルと、品質の低いヴァージンを脱臭・脱酸・脱色とうで精製処理した精製オリーブオイル、ヴァージンの搾りかすを有機溶媒で抽出したポマースオイルの3種類に大別されます。

この中で、さらに理化学的分析や風味分析から、8種類に細別されます。

JOAの規格

これに対して、JOAの規定は次のオリーブ油精製オリーブオイルの2種類のみになります。

注意すべきオリーブオイルの偽装

グレード(品質)の偽装

このオリーブオイルの種類を踏まえて、注意すべき偽装が2種類あります。1つ目がグレードの偽装です。

IOCにおける定義で、最高級の品質であるエキストラヴァージンオイルは全体の生産量の2%しかないにも関わらず、日本では大量にこのエキストラヴァージンオイルの名前が付いたオリーブオイルが出回っております。

この理由は、先ほど紹介したIOCとJOAの図を比較して見てもらうとわかるのですが、JOAの規格にはエキストラヴァージンが無く、商品名にエキストラヴァージンと入れてはダメといった規制がありません。この抜け穴を狙って、最高品質品であるエキストラヴァージンの名を語って、そのグレードに達していないようなオリーブオイルが大量に出回っているのです。

原産国の偽装

2つ目の偽装が、原産国の偽装です。これは、オリーブオイルに限った事ではないのですが、原産国の定義が「容器にオイルを詰めた場所」になることを利用した偽装です。オリーブオイルの主要な生産国はイタリアなのですが、実は中国で生産したオリーブオイルをイタリアで容器に入れることで、イタリア産に仕立てるみたいなことが出来たそうです。

そんなこと実際にされていたの?と思われるかもしれませんが、過去のオリーブオイルの生産量・消費量・出荷量のバランス量を観ると、不整合がある為、これがまかり通っていたといえます。

参考までに、古いデータですがイタリアのオリーブオイルの統計を載せます。

1990年~2006年のイタリアのオリーブオイルの統計

  • 生産量=60万t
  • 消費量=72万t
  • 輸出量=36万t

これを観ると、生産量を超える量のオリーブオイルが消費され、輸出されていることがわかります。この生産量を超過している分はなんだったんでしょうか?

1996年迄、過去にさかのぼると、ひまわり油や大豆油、ピーナッツオイルなどを混ぜ合わせてかさましするといったことが横行していたそうなので、この名残がひょっとすると未だ残っていた可能性もあります。

ただし、現在、イタリアでも原産国表示の国内法整備が進んで、こういった偽装は難しくなっているようです。

また、日本国内においても令和4年3月末から、全ての加工食品に原料・原産地名が記載されるようになるらしいので、こういった偽装は気にしなくともよくなるかもしれません。

質の低いオリーブオイルをつかまされない為に出来るコト

こういったように、残念ながら市場に出回っているオリーブオイルには偽装品が多い状況です。その中でも、質の低いオリーブオイルを掴まない為の方法をご紹介しておきます。

受賞歴のあるオリーブオイルを選定する

効果的なのが対象の銘柄が、受賞歴があるかどうかを観る事です。オリーブオイルは定期的に品評会が開催されております。ここで、連続受賞されているようなオリーブオイルは、安心できるといえるでしょう。

低温搾取(コールドプレス)を選ぶべし

オリーブオイルは160℃以上の加熱でトランス脂肪酸という人間の代謝異常を引き起こす万病の源が発生してしまいます

そのようにして造られていないかを見極める為に、製法に着眼しましょう。製法に低温搾取または、コールドプレスと記載されていればOKです。そもそも、オリーブオイルは、非加熱で果汁を絞って放置しておくだけで、自然に果汁の表面に浮かび上がり、これを分離することで得られるのです。

容器は遮光性のビンを選ぶべし

これは油全般に言える事なのですが、油の一番の弊害は酸化です。

プラスチックに入れられているオリーブオイルは酸素を通してしまう為、酸化がし易いのでビン容器を選ぶようにしましょう。

また、容器が透明だと光(紫外線)で酸化してしまうので、黒色の遮光性のビンを選ぶようにしましょう。

お勧めのオリーブオイル

以上の要素に合致したオリーブオイルを探すのは結構手間ですが、次のようなオリーブオイルだと比較的安心だと思います。


[2年連続 金賞受賞] オレオエステパ オーガニック エキストラバージン オリーブオイル エコロヒコ 250ml 有機JAS認定 コールドプレス(低温圧搾) 3本セット

まとめ

加熱料理にも、生食にも使いやすいオリーブオイルですが、現状では質の高いものを選ぶには偽装品かどうかを見抜く目が必要なようです。

こういった粗悪品が出回らないようにするためには、そもそもの規定の見直しだったり、トレーサビリティーの強化が必要です。

もっというと、お金を稼ぐためならなんでもするという資本主義自身の変革が求められていると思うので、なんとかそこにテコ入れをしたいなものです。

ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/

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