考えた 育児

保育園生活が始まって感じた入園前とのイメージギャップ

2021年4月6日

ついに1歳3か月のわが子の保育園生活がスタートしました。

この保育園への登園生活がはじまって、入園前と比べて保育園のイメージがちょっと変わりましたので、今回はその辺りを綴ります。

認識の新陳代謝ポイント

旧認識

慣らし保育は園児を慣れさせるための期間である

新認識

慣らし保育は保育士や保護者を慣れさせるための期間でもある

1.保護者の準備負担が想像以上に大きい

保育園に登園するにあたり、まず思ったことは、保護者の準備することがかなり多いということ。

赤ちゃんの着替える服から、オムツの替え、タオル、おしりふき、コップ、シーツ・・・etc
食べ物と場所以外のほとんどは保護者側で準備し、補充を行ってお膳立てします。

まぁ、そうしないと保育士さんも激務で回らないので、当たり前ではあるのかなと思います。

2.保育園はバーベキュー型運営モデル

この保育園の準備をしていて思ったのが、保育園に入園する保護者(サービス享受者)が自ら作業をするというモデルが、焼き肉屋のモデルに似ているなってことです。

  • 焼き肉を食べる為に、サービス享受者が肉を焼く ように
  • 保育園で過ごす為に、サービス享受者が準備をする といった形です

このように、サービス享受者が自ら参加するタイプのビジネスをバーベキュー型と言ったりするんですが、保育園もこのジャンルにあるんだなと思いました。

3.保育士さんの処遇が見合わない

バーベキュー型のモデルは、店側が省力化出来るとてもうまい仕組みなのですが、保育士さんの負荷を考慮するとそれでも足りない位に感じます。

うちの保育園だと1人の保育士さんあたり、4人の1歳児の赤ちゃんの面倒を見るんですが、それでも大変そうです。保育士の配置基準に則ると、1~2歳だと6人の面倒みなきゃいけないらしく、そもそもこの配置基準を見直してあげたほうがよいのかなと思います。

また、保育士さんの平均年収って309万円らしいんですが、かなり激務で20代の体力がある時期にしか出来ないという仕事。その後のキャリアパスもあまりないという状況から考えると、給与が見合ってないと感じました。

待機児童の問題と併せて、改善していかないといけない仕組みだなと思いました。

こういった課題を解決する為にも需要収集投資マッチング基盤(仮称)が有効だと思うんですが、全然動けてません。。

4.慣らし保育で慣らすのは園児だけじゃない

次に思ったのが、保育園に関しての情報が錯綜していることです。

  • 初日の登園依頼の連絡が2021年4月5日(水)とありました。4月5日は月曜日なので、曜日と日にちが合っていない
  • 通知ではうさぎ組だったのに、いざ登園してみたらリンゴグループと案内される(まだよくわかっていないですが、うさぎ組のリンゴGという階層がある?ならばそれも通知すべきでは?)
  • 登園初日の説明で、「シーツは所定の場所に干してね」と保育士さんから説明があったものの、実際にそこにシーツを干そうとした際に、別の保育士さんから「シーツはコロナ禍の影響で廊下に干すことになっている」と案内される
  • ドレスコードが案内されていないので、入園式の参列者の服がまちまち

こんな感じで情報が錯綜してたんですが、理由の一つには保育士さん自身が新入園の方がいらっしゃるからかなと思います。

そういった新人保育士さんや保護者にとっても、"慣らし保育"って期間でもあるのかなって。

今回、思ったイメージ

おわりに

保育園の慣らし保育で感じたことを4点ほど徒然なるままに書きましたが、1点目の保護者の準備負担については保育園生活を1年9か月続けた2023年1月時点で振り返っても大きいと感じます。

次の記事一覧の中でそれらの負荷を緩和する方法として洗濯機・冷蔵庫の身長や、オムツスタンプ・Oisixの導入などをご紹介しておりますので、これからお子さんの保育園へ入園が控えている方は観ていってもらうと良いかなと思います。

ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/

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