考えた 調査した

健康に関する情報発信における情報精査の必要性

2021年9月20日

小林 祐也(ゆーや@ライフハッカー)

ヘルスケアをはじめとするライフハック情報を発信し、常識の新陳代謝を促しています! 主な著書は「健康の常識を新陳代謝しよう!

おはこんばんにちは、ゆーや@健康追求人格です。

今回は、「健康に関する情報発信における情報精査の必要性」というテーマでお話をしたいと思います。

こんな方におすすめ

  • ヘルスケア関連の情報発信をされている方

健康に関する誤った情報発信

最近本の出版にあたってラストスパート中の状況であり、水2ℓを飲むっと健康に良いという話が嘘であるという常識の裏取りをする為に色々と調べていました。

そこで、1日2ℓの水を飲むと良いという常識は、2000年代にお昼時に放映されていた情報番組『午後は○○おもいッきりテレビ』とその後継の『おもいッきりイイ!!テレビ』にて出演される医師の方々が推奨していたことが発端とされていることがわかりました。

何故、これが良いとされたかというと、脳梗塞ふりがな心筋梗塞ふりがなの原因である血栓症ふりがなを防ぐ為に水を沢山のむことが有効という通説があった為です。これは、血栓を形成する血中のコレステロール、中性脂肪、赤血球、フィブリン、血小板の濃度を水で薄めることで、血栓の形成をしづらくするという理屈だったようです。

しかし、実際に水分を沢山とったとしても、血液中の濃度を一定に保とうとする恒常性が働く為に、不要な水分は尿として排出されてしまう為、その目的は達成させることはありません。それどころか、水分を排出する際に、塩分が排出されてしまうことで、血液をきれいにする働きが鈍ってしまう為、逆に血栓が出来やすくしてしまうそうです。

さらに、水分を過剰に摂取した際の影響はこれだけに留まらず、水太り、不整脈、突発性難聴、下痢、肩こり、頭痛、めまい、耳鳴りといった水中毒と言われる症状を引き起こしてしまうこともわかってきました。

誤った情報発信が招いた悲しい出来事

ここからが怖いなと思ってしまったんですが、この誤った事実を知らず、先に紹介した情報番組を信じて毎日多くの水を飲んでいた87歳の女性が、うっ血性心不全、腎不全、難聴などを患ってしまったそうです。そして『おもいッきりイイ!!テレビ』の情報番組の司会を務めていたみのもんた氏を相手取って6700万円の損害賠償を求めて提訴したとのこと。

当然と言えば当然です。私も自身や親族がそういう状態になったらこういった提訴をする可能性があります。

しかし、みのもんた氏の立場に立つと、良かれと思って発信した健康情報が、自身の熱狂的なファンを病気にしてしまうという結果を招いてしまい、やるせない気持ちが大きかっただろうなと思います。

さらに、追い打ちをかける損害賠償まで提訴とあっては、メンタルが保てないように思いました。

まとめ

今回の調査を元に、ヘルスケアの情報を発信するものとしては、誤った情報発信をしないように注意深く情報を精査することが必要だと再認識しました。

ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/

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