最近、ワークライフバランスという言葉をよく耳にするようになりましたが、あなたはワークライフバランスの整った仕事をしてますか?
今回は、ワークライフバランスの最終形として、ワークアズライフというスタイルをご紹介していきます。
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目次
ワークライフバランスのステージ
ワークライフバランスを取ると一重に言いますが、この状態はワーク(仕事)をどう捉えるかで、バランスのとり方が変わってきます。
ワーク(仕事)が嫌いな場合
ワーク(仕事)を嫌いなモノと捉えている人から考えていきます。
ワーク(仕事)とライフ(私生活)のバランスが整っていないとどうなるか?誰でも想像出来ますが、仕事過多の状態におちいるとストレスフルになります。嫌々やっているので、パフォーマンスもあまり発揮できないでしょう。結果として、あまり身につくモノが無くて、嫌な事を我慢した実績が残ります。
企業の評価の中では、この実績を蓄積したモノを昇進させるみたいな仕組みがあります。努力したモノは報われる的なノリで、古き日本の良き文化ですね。しかし、この評価はこれからは廃れてしまいます。何故かというと、嫌々積み上げた実績など、好きで積み上げた実績には絶対及ばなくて、大した価値が無いからです。
仕事が嫌いというステージにいる場合、ジョブチェンジがお勧めです。先ほど説明した通り、嫌いな事をやっていても、価値は出せないですからね。
これが出来ない方は、ワークの時間を整えて、ライフである私生活の時間をきちんととれるように時間を調整しましょう。
ワーク(仕事)が好きな場合
仕事を好きなモノにできた場合にどうなるか?この場合、ワーク過多になっても平気な場合が多いです。
私がプログラマー時代、仕事に対して嫌という気持ちが少なかったです。周りから心配されて、早く帰ったらどうか?みたいな事を言われるんですが内心うるせーと思っていました。
この状態に至っているなら、敢えてライフのバランスを削っても良いのかなと思います。そのうち、ワーク側の時間がライフを侵食して、次のワークアズライフのステージに向かっていくことになります。
ワークアズライフ
ワークとライフのバランスを取るのではなく、そもそもワークとライフが同一化したワーク(仕事)とライフ(私生活)の境界線が無い、このような働き方をワークアズライフと言います。私は、この状態を目指すべき状態だと考えています。何故なら、この状態が一番自身のパフォーマンスを発揮できるからです。
カウンセリングや、モチベーション管理をしていた経験があればわかると思うのですが、多くの場合、ワークのヴィジョンとライフのヴィジョンが一致している場合に、人のパフォーマンスは高くなります。ワークアズライフはこの境地であるため、パフォーマンスを最大限高められる状態と言えるでしょう。
この状態に至る為には、二つのアプローチがあります。
ワークからライフへの統合アプローチか、ライフからワークへの統合アプローチです。
ワークからライフへの統合アプローチ
ワークを拡張してライフに統合するアプローチは、見方を変えると企業に自分を統合させるというアプローチです。
このアプローチ、今の営利に歪んだ企業で実施すると、上手く統合が効かない場合が多いです。現存する企業の多くは、「利益追求」と「人を信じない」というコンセプトに根差した、歪んだ仕組みを持つ組織が大多数を占めている為です。ワークをライフに拡張しようとすると、統合しようとする企業の仕組みや制度で悩むことになる場合が多いです。
私も10年勤め上げた前職で、自分のパフォーマンスを最適化する事を突き詰めていった結果、ワークアズライフに至りました。企業の名前を呼ばれると、自分が呼ばれるような状況で、その状態が嬉しくも思える状況でした。しかし、営利に歪んだ仕組みと不合理に、ワークアズライフから引きはがされてしまいました。
ワークからライフへのアプローチを成立させる為には、営利組織では難しく、進化した組織であるティール組織である必要があります。これが私がティール組織を普及させたいと考えている理由です。みんなに、最大のパフォーマンスを発揮してもらえた方が、世の中楽しくなると思うんですよね。
ライフからワークへの統合アプローチ
現時点ではライフを押し広げてワークに統合させる統合アプローチのほうがお勧めです。
このやり方はこれまでの世の中では誰も教えてくれませんでした。しかし、SNSをはじめとする個人が台頭できるプラットホームが増えてきたことから、現時点では、このアプローチがし易くなってきております。
今後はこの流れが更に加速するはずです。これから、社会に出ようという方は、ライフ拡張のワークアズライフ環境を築いていってもらえると良いかと思います。
まとめ
ワークライフバランスの各ステータスからワークアズライフに至る為のステップをご紹介してきました。
あなたも、人生で成し遂げたいコトが色々とあろうかと思いますが、このワークアズライフという状態が、この実現方法として有効な手段だと思います。
是非、自分のワークステージに沿って、ワークアズライフを目指してみてください。
ということで、今回はここまでです。
ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/