ヘルスケア

胡桃はオメガ3の摂取に向いていない

2021年4月18日

胡桃(くるみ)はオメガ3を取得出来る食材!ってことで、胡桃をえり好みして食べていたことがあるんですが、あるときその成分を調べた時にオメガ3以上にオメガ6を含んでおり、オメガ3目的で食べるのには適していないと気付きました。本稿ではその辺りの話をします。

こんな方におすすめ

  • オメガ3を正しく摂取したい方

胡桃にはオメガ3が含まれるがオメガ6も含まれる

オメガ3という不飽和脂肪酸は、1980年代から着目されており、必須脂肪酸として摂取することが健康や美容に良いと話がされるようになりました。

これに乗っかって、胡桃ってオメガ3が含まれているから、オメガ3食品で良いよ!みたいにアピールされることがあります。確かに胡桃にはオメガ3が含まれており、この主張は間違ってはいないのですが、冒頭で説明したようにそれ以上にオメガ6を摂取してしまいます。

オメガ3を摂取したほうが良い理由

オメガ3を取った方が良いよという理屈は、オメガ3とオメガ6の理想摂取比率が1:2であるにも関わらず、現代の日本人の食生活はオメガ6に偏っていて、1:5位になっているというところに起因します。何故、この比率が重要かというと、オメガ3とオメガ6の両者は、体内で対抗するように働きをする為です。

オメガ6は病原菌と戦う為に、白血球を活性化させ、血液を凝固させたり、体内の炎症を促進したりする働きがある一方で、オメガ3は、白血球の働きを抑え、血液をさらさらにし、体内の炎症を抑える働きがあります

この脂肪酸のバランスが崩れて、オメガ6が過剰になると、血が固まりやすくなり高血圧系の疾患が産まれやすくなったり、アレルギーになりやすくなります。

胡桃を食べるほどオメガ3とオメガ6の理想摂取比率が遠ざかる

胡桃はオメガ3を摂取出来るというのは間違いないのですが、オメガ3とオメガ6の比率は1:4位の割合なので、食べれば食べるほどオメガ6を多く採る事になってしまい、理想からかけ離れていってしまうのです。

なんでこんな説明をしたかというと、私自身がオメガ3を摂取しようとして、胡桃を食べていた時期があるのですが、オメガ6も含まれているのを知らなくて愕然としたことが有った為です。

まとめ

オメガ3を摂取しようと調査して胡桃に辿りついた方、オメガ6も含まれているので気を付けてくださいね!

オメガ3を摂取したいなら、カメリナオイルがお勧めです!

他にもオイル系の調査結果を紹介しておりますので、気になる内容があれば観ていってください!

書籍の宣伝:健康常識の新陳代謝

本書は、食事と健康法の常識を見直して、理想の健康を手に入れるためのガイドです。食べ物と性格の因果関係や、自然塩の重要性、水の適切な飲み方、オメガ脂肪酸の選び方、グルテン、グリホサート、トランス脂肪酸の問題、牛乳、加工肉、インスタントラーメン、抗生物質、サプリメント、農薬の影響と回避方法など、食事に関する常識を多角的に解説します。また、健康法についても、断食、梅流し、セルフ鍼治療など、健康に効果的な方法を紹介しています。

本書を読めば、健康に良い食事の選び方や、健康法の実践方法がわかります。健康に関する知識が少ない方から、より深い知識を持つ方まで、誰でも読みやすい内容となっています。是非、本書を読んで、理想の健康を手に入れましょう!

Kindle Unlimitedに加入している場合は無料で読めます!興味がある方はぜひ手に取ってみてください!

ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ゆーはち@ライフハッカー

ヘルスケアをはじめとするライフハック情報を発信し、常識の新陳代謝を促しています! 主な著書は「新陳代謝すべき健康の常識

-ヘルスケア