ノウハウ

令和時代のマネージメントとは?

2019年11月7日

皆さんはマネージメントというと何を思い浮かべますか?Managementの和訳が「管理」である事から、ルールで雁字搦めにしたり、計画立てた事をその通りに遂行する為の取組と考える人が多いです。この解釈は間違ってはいないのですが、正解でもありません。マネージメントは管理を包括したあらゆる手段を行使するコトで在り、時代の流れの変化に伴い、マネージメントとして採られる手段が変わりつつある為です。本稿では、マネージメントとは何であり、令和の時代におけるマネージメントとはどうあるべきかという考察をご紹介していきたいと思います。

常識の新陳代謝ポイント

旧常識

マネージメントとはルールや計画でメンバーを統制するコトである

新常識

マネージメントとは目的達成の為に効率的なあらゆる手段を講じるコトである

こんな方におすすめ

  • マネージメントに興味のある方
  • 組織の競争力を高めたい方
  • 組織の生産性を向上させたい方

マネージメントとはなんであるか

 

マネージメントの語源は、イタリア語で「馬を調教する」、あるいは「馬を馴らす」という意味の「maneggiare」になります。決して、雁字搦めにルールで縛り付ける事だけではなく、「うまくやる、どうにかする」というコトすべてを指す言葉です。マネージメントとは、管理を含めたあらゆる手段を用いて、良い状態にもっていくという意味なのです。

管理は生産性と競争力を落とす方法

管理としてルールや計画で人を画一的に縛り込むという方式は、これまでの画一的で単調な労働を求める際には約に立ちました。しかし、昨今の多様でクリエイティブな労働が求められるVUCA(Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性)と呼ばれる昨今の時代においては、管理は役に立たなくなってきております。

これまでのやり方でメンバーを画一的に扱う管理では多様性が活きませんし、ルールや計画で管理すると思考の幅を狭めてしまい、自発性を殺してしまいます自発性はサービス力の源泉であり、他社との差別化を産む競争力そのものであり、これを萎めるような手段は、最も避けるべきなのです。

管理が機能しなくなった背景

昭和-平成の時代はPDCAという計画を主軸としたマネージメント手法が機能する時代でした。計画に則って単調な事をこなしていれば、年功序列の仕組みに乗ってモノゴトが上手く回る時代でした。しかし、昨今のVUCAと呼ばれる激動の時代においては、予期せぬ状況が押し寄せることで、計画が役に立たなくなってきているのです。

私の身近な例としては、システム開発で2年掛けた大掛かりなシステム構築のプロジェクトがありました。満を持して2年経過したときには、既に陳腐化し使い物にならない仕組みが出来あがっていました。

これまでの時代において、主流であった計画をベースとした管理手法であるPDCAも、使い物にならなくなってしまっているのです。

管理を目的化するのだけは辞めよう

たまに見かける思考停止状態のマネージャーの手腕として最悪なのが、手段の目的化です。マネージメントとは、目的を達成する為の手段であるはずなのに、手段自身が目的化してしまい、本来達成したかった目的をないがしろにしてしまってしまうケースです。

これまで上手くいっていた成功体験であったり、こうしたら上手くいくという公式化をして分析を辞めて思考停止状態に陥っている暦年のマネージャー達が採ってしまいがちです。
モノごとを精神を使わずに遂行出来るようにする公式化は、昭和・平成の単純労働では上手く機能しますが、最良を考え続ける事が求め続けられる時代においては、危険な方法なのです。

まとめ

令和のマネージメントと題して、マネージメントの手段として昭和・平成の時代に有効であった「管理」が使えなくなってきたという話をご紹介しました。皆さんは、どのようなマネージメントが正解だと考えますか?実は答えは現場毎に違うので、画一的な方法は避けてしっかりと思案してあらゆる手段を取るべきです。画一的で誰がやっても同じみたいな思考停止の方法論は昨今では無価値です。そんな誰がやっても同じような方法はAIにやらせましょう!

ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

-ノウハウ