ヘルスケア 調査した

ハチミツとヨーグルトは一緒に食べても良いか?

2021年10月4日

ハチミツには、抗菌・殺菌作用があるけどヨーグルトと一緒に食べたときに、ヨーグルトを食べる時に摂取する乳酸菌も殺菌してしまわないのか?

ふとこういった疑問が私の頭をよぎり、腸内環境の観点で「ハチミツとヨーグルトは一緒に食べても良いか」を調査してみました。

先に結論を言ってしまうと、ヨーグルトに対してハチミツを過剰に入れなければ問題ないのですが、そう結論付けた理由等を踏まえて解説します!

こんな方におすすめ

  • ヨーグルトにハチミツを入れて食べるのが好きな方

ハチミツが持つ抗菌・殺菌作用がヨーグルトの乳酸菌に与える影響は?

私は毎日、ヨーグルトを食べているのですが、その際にハチミツを入れることが多いです。

冒頭で述べた通りで、「ハチミツ」は、抗菌・殺菌作用があるから、ヨーグルトと一緒に食べると折角腸内に届けようと思っている細菌達も殺菌しているんじゃないか?と疑問が思い浮かびました。

早速調べてみたところ、「オリゴ糖がヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌のエサになって腸内での増殖を助ける」という趣旨の内容を紹介しているページがありました(こちら)。

しかし、こちらのページでは、その根拠が記されておらず、「○○らしい」の一点張りでアフィリエイトでヨーグルトを買わせようという魂胆しか無くて、正直なんのあてにもなりませんでした('ω')残念。

ハチミツを取り過ぎるとビフィズス菌や一部の善玉菌も少なくなる

次に見つけたのが、山村学園山村国際高等学校生物部(高校?)の研究結果です。

こちらは、マヌカハニーとLG21(リスクと戦う乳酸菌)を分量を変えてマウスに投与して結果を観測しています。

出典:山村学園山村国際高等学校生物部

興味深い点がいくつかありました。

まず一つ目が、マヌカハニーを10 g(人間が摂取した時の換算量)が、一番悪玉菌を退治しているけど、これ以上摂取すると善玉菌がどんどん少なくなり、悪玉菌が増えていること

二つ目が、マヌカハニーを摂取した①~⑥で全てビフィズス菌が減少していることw(Bifidobacteriumという奴です)。上記のオリゴ糖が餌になってビフィズス菌が増殖するという推測を真っ向から否定するような結果になってましたw

ここからわかることをまとめると

腸内環境を整えたいなら、はちみつは過剰に摂取しない

のがポイントになると言えるでしょう。

はちみつにも乳酸菌がいるらしい

さらに色々と調べていたら、ハチミツの中にも乳酸菌がいることがわかりました。例えば、みつばちが作ったハチミツだと137株の乳酸菌がいたとか。(みつばち健康科学研究所)ですので、ハチミツを食べるだけでも乳酸菌を摂取できる可能性があります。

ですが、これらのハチミツに含まれる乳酸菌は、取ってくる蜂や採取する花によって変わってきます。また、この中のどれだけが胃酸に耐えて腸内に生き残れるかわからないので、ハチミツが持つ乳酸菌が腸内環境にどのような影響を及ぼすかは未知数と言えます。

まとめ

ということで、ハチミツとヨーグルトを一緒に食べることについて調べてみました。

結論は次の通りです

まとめ

  1. ハチミツとヨーグルトは一緒に食べても良いのが、モノによる
  2. ヨーグルトに対して、過剰にハチミツを摂ると腸内環境には良くない

ということで、ヨーグルトにハチミツを加える際は、あまり大量のハチミツを入れないようにしましょう!

書籍の宣伝:健康常識の新陳代謝

本書は、食事と健康法の常識を見直して、理想の健康を手に入れるためのガイドです。食べ物と性格の因果関係や、自然塩の重要性、水の適切な飲み方、オメガ脂肪酸の選び方、グルテン、グリホサート、トランス脂肪酸の問題、牛乳、加工肉、インスタントラーメン、抗生物質、サプリメント、農薬の影響と回避方法など、食事に関する常識を多角的に解説します。また、健康法についても、断食、梅流し、セルフ鍼治療など、健康に効果的な方法を紹介しています。

本書を読めば、健康に良い食事の選び方や、健康法の実践方法がわかります。健康に関する知識が少ない方から、より深い知識を持つ方まで、誰でも読みやすい内容となっています。是非、本書を読んで、理想の健康を手に入れましょう!

Kindle Unlimitedに加入している場合は無料で読めます!興味がある方はぜひ手に取ってみてください!

ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ゆーはち@ライフハッカー

ヘルスケアをはじめとするライフハック情報を発信し、常識の新陳代謝を促しています! 主な著書は「新陳代謝すべき健康の常識

-ヘルスケア, 調査した