ゲーム

ゼノブレイド2のプレイ感想

2019年7月2日

職場で抱えるストレスや、土日に外出が出来ないコトによる気晴らしをするべく、NintendoSwitchでゼノブレイド2というゲームを購入してプレイしてみました。
先に総論を言ってしまうと、不親切や理不尽と感じる展開が多々あるのですが、それを補う魅力のある良作なゲームでした。
70時間超えのプレイ時間を掛けて、クリアしましたので、プレイの感想を綴ろうと思います。

セーブデータ

出典「ゼノブレイド2」

上図はクリア前のセーブデータですが、64時間もプレイしちゃってますねw

常識の新陳代謝ポイント

旧常識

・ガチャ要素はスマホゲームにしかないモノ

新常識

・ガチャ要素はスマホゲーだけじゃない
・必殺技が必殺技じゃない戦闘システム
・壮大な幻想風景と狙いすました初見殺し

こんな方におすすめ

  • NintendoSwitchの良作RPGを楽しみたい人
  • 壮大な世界観の物語を楽しみたい人
  • ボーイミーツガールな物語を楽しみたい人

ゼノブレイド2とは

ゼノブレイド2は、モノリスソフトさんが開発し、2017年12月1日にNintendo Switch用ソフトで発売された本格RPGゲームです。

ゼノブレイド2のプレイ感想

 独特な世界観(★★★★★)

雲の海の上で、アルスという巨大生物の背中の上で、生活する人類。

コアクリスタルという石と同調することで、ブレイドと呼ばれる僕を使役するブレイバーという戦士。

これらの独特な設定が、きちんと円循環するような生態系として設定されているコトが、ストーリーを進める事で垣間見えます。

良くここまでの世界観を創れたなと感心します。

出典「ゼノブレイド2」

上図のように、ゼノブレイド2の世界では、人はアルスと呼ばれる巨大な獣の背にのり、雲の上で生活しています。

よくわからない単語も最初はありますが、ファイナルファンタジーXⅢの
パルスのファルシのルシがパージでコクーン」ほどではなく、すんなり理解できる展開もよかったと思います。
(世界観は・・・バトルは別として・・・)

ストーリー(★★★★★)

胸熱の覚醒ストーリー

ゲームやヒーローものの王道と言えるような、困難に直面した際に目覚める覚醒劇が、ストーリー展開の中にふんだんに含まれています。

出典「ゼノブレイド2」

上の図のような、中二病をくすぐるような格好いい演出に心が躍りますo('ω')o

主人公の真っすぐな思いや成長も心地よい

主人公のレックスの思いが真っすぐで、ヒロインであるホムラとの間のやり取りに親しみが持てます。

出典「ゼノブレイド2」

上図の左が主人公のレックス、右がヒロインのホムラ。神の聖杯と呼ばれる謎を多く抱えるホムラの願いを叶える為に、レックスは冒険に旅立つコトになります。彼らの純粋な心情は微笑ましくなります。

ゼノブレイド1をプレイしてなくても楽しめるか?

ゼノブレイド2は、ゼノブレイド1の世界と直接的な繫がりはないそうです。ですので、2から始めても全然楽しめます。
私自身がゼノブレイド1をプレイしていないのに楽しめているのが証拠ですw

独特な戦闘システム(★★★☆☆)

色々な要素が詰め込まれた戦闘システム

このゲームの評価がわかれる理由になるのが独特な戦闘システムです。
ドライバーアーツ、必殺技、ドライバーコンボブレイドコンボユニットコンボ属性玉チェーンアタックと色々な要素が戦闘システムの中に織り込まれています。これらを理解して、使いこなせるようになるまで、人にも寄りますがおそらくですが20時間は掛かる気がします。ただでさえ難しいのと、それをきちんとゲーム内で体系的に説明がされない点がストレスになって辞めてしまうプレイヤーが多いんじゃないかなと予想します。

ドライバーコンボ
出典「ゼノブレイド2」

上の画面はブレイドコンボが成立した瞬間。戦闘中は自キャラもしくは、仲間のドライバーアーツで「ブレイク」「ダウン」「ライジング」「スマッシュ」の技を順番に繰り出していくコトで、ドライバーコンボを狙います。この際に、敵を属性やられ状態にしておくと、ブレイドコンボが成立します。って言っても意味わかりませんよねw('ω')w

ゴリ押しでは勝てない

基本的に戦闘は3人編成で行うのですが、攻撃、回復、防御の3つのロールがあり、それぞれのロールを配置しないと勝てないような仕組みになっています。
小学生とかだと、全部攻撃ロールにしてしまうような脳筋の設定をして、攻略につまるんじゃないかなw

楽しむためには、攻略サイトを参考にするのがオススメ

上記のような戦闘システムがわかって使いこなせるようになると、戦闘が面白く感じるように出来ています。
だからこそ、本作を楽しくプレイする為には、戦闘システムについては攻略サイト等を参考にすることをお勧めします

戦闘システムを理解しても倒せない仕掛けも・・・

終盤のステージに進むと、この戦闘システムを理解していても倒せない、物理的にフィールドから押し出して落下死を狙ってくるようなキャラがいて、理不尽さを感じました。制作側が戦闘に関して飽きさせないように創意工夫をしたんでしょうね。

魅力的な仲間キャラ(★★★★★)

キャラ立ちした仲間たち

本作は、一緒にプレイする仲間にきちんと背景のストーリーが設定されていて、キャラが立っています。
思わず笑ってしまうような人情のあるユーモアのあるキャラや、下ネタ好きなキャラツンデレキャラなど色々なキャラがおります。これらのキャラクターがストーリーに沿って魅せる行動・言動が見ていて楽しいです。

出典「ゼノブレイド2」

上図の左のジークさん。序盤は笑い担当だったんですが、徐々に話のわかる大人なお兄さんのキャラになります。

右図手前はトラくんは下ネタ担当w右図奥はトラ作の人造ブレイドのハナちゃん。ハナちゃんには「JS」、「JK」、「JD」の3つのモードが備わるようになります。名前よw

レアブレイドの育成が楽しい

FFでいうところで言う召喚獣的なキャラであるレアブレイドと呼ばれる存在が38種います
この38種それぞれがキャラ立ちしていて、きちんとイベントが発生する造りになっています。お金を貯金すると成長するキャラや、食べ物を預けると成長するキャラユニークモンスターを倒すと成長するキャラ鉱石を掘り起こしていくコトで成長するキャラと成長のさせ方も色々あります。色々なレアブレイドを育てるコトで戦闘が快適になったり、フィールドで出来る事が増えるので、ブレイドの育成が楽しみの一つになります。

また、これらのレアブレイドは、コアクリスタルと呼ばれる石と同調するコトで召喚するのですが、いわゆる「ガチャ」的な感じで、スマホアプリのガチャのワクワク感みたいなものも味わえます

出典「ゼノブレイド2」

上図は入手したブレイドの一覧です。ブレイドの入手はガチャ要素があるので、モブじゃないブレイドを集めるのは中々むずかしいです。
紫色の光をまとっているのは、本作屈指の排出(同調)確率をほこるレアキャラの「KOS-MOS Re:」さん。私は運よく序盤で入手出来ました。

広大で自由度が高いが、不親切なワールドマップ(★★☆☆☆)

広大で自由度が高く、綺麗で幻想的な風景がたくさんあります。そこをプレイするのは楽しいのですが、とにかく不親切です。
目的の場所と距離が示されるものの、全然行き方がわからないという場面に計10回は遭遇したと思います。
特定の場所に行きつくためだけに合計で5時間位は費やしたと思います。
それこそ、攻略サイトを見ないと行き方がわからないような場所も数カ所ありました。
方向音痴の私にとっては一番攻略に苦労した点がワールドマップでした。

出典「ゼノブレイド2」

ゼノブレイド2では、上図のような幻想的な景観の地形や、雲の道を歩いて、島を渡り歩くフィールドもあります。まるで、ワンピースの空島みたいだと思いました('ω')

道に迷ってしまう所があって、そこを改善してくれたら最高だったのになw

初見殺しの要素が多数(★★★☆☆)

普通にプレイしているその時点では明らかに倒せない敵キャラがフィードを徘徊しています。このキャラに見つかると理不尽に殺されます。
そういうスポットが数多あり、どこの経路をどのタイミングで通るかみたいなのメタルギアソリッド的な要素がありました
また、落下死がやたら多いです。落下しないと進めない場所も多くて、これを見定めるみたいな試行錯誤で何度も死にます。
救いなのが、死ぬことによるお金の消失や経験値ロスみたいなデメリットがないことです。

落下死
出典「ゼノブレイド2」

上図のように、高い地形から落下して死亡するというケースが割と多いです。ここ飛び降りたら、大丈夫かな?みたいな感じで試して死ぬこともありますw

たぶん、100回以上は落下死したと思いますよw

強すぎる敵キャラ
出典「ゼノブレイド2」

上図小さくてわかりにくいかもしれませんが、Lv100の敵キャラです。この場所を訪れた時点では到底勝てないような敵キャラが順路に配置されているコトもしばしばあり、初見死を余儀なくさせられるコトも多かったですw

だんだん、そういう初見殺しに慣れてきた終盤は、攻撃じゃなくて、地形の狭さを用いて位置取りで落下死を強いてくる敵が配置されていたりと、「こんな死に方、思いつかなかっただろ?」とプレイヤーを試してほくそ笑む開発者が思い浮かびましたw

おわりに

ゼノブレイド2は冒頭に述べたように戦闘やマップには不親切さを感じる事が多く、初見殺しの理不尽さも多々あります。

そういったネガティブ要素もありますが、それを補ってあまりある魅力もあると感じてまして、間違いなく良作に分類して良いゲームだと思います。

クリア後に周回プレイも出来、2週目以降でないと入手できないブレイドもいたりします。こういった要素もあいまって人によっては1000時間を超える時間をプレイする人もいるようです。時間を持て余しているという方にはお勧めのゲームになりますので、是非プレイしてみてください。

ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/

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