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キングダムハーツ3(KH3)の感想と評価

2019年2月15日

2019年1月25日に発売されたキングダムハーツ3(KH3)をクリアしたので、感想と評価を記載します。購入に迷われている方の判断材料になればと思います!

※本稿で掲載している画像の出典はキングダムハーツ3でプレイ中に撮ったスクリーンショットです。

常識の新陳代謝ポイント

旧常識

ディズニーのアトラクションは乗って楽しむもの

新常識

ディズニーのアトラクションは攻撃手段として楽しむもの!?

こんな方におすすめ

  • 未プレイで購入を迷われている方
  • ディズニー好きの方

キングダムハーツ3(KH3)の感想と評価

ストーリーの評価(

過去作未プレイ者にはお勧めできない

キングダムハーツ1と2、2.5をやっていないと内容の理解がおいつかないです。知らない言葉が何個も出てくるので、正直チンプンカンプンになります。という事で、最低限キングダムハーツ1、2、2.5をプレイしていない方にはお勧めしません。最低限次のキャラクターの名前やこの世界の言葉を知らないと話についていけないと思います。

抑えておきたいキャラクター

ソラ、リク、カイリ、ロクサス、ナミネ、アンセム、セムナス、ゼアノート、アクセル、アクア、テラ、ヴェントス、ヴァニタス、エラクゥス

抑えておきたい言葉

ハートレス、ノーバディー、13機関

過去作をプレイしていなかったり、プレイしたけど忘れてしまったという方々で、キングダムハーツ3をやろうって人たちは次の動画を視聴しておくことをお勧めします。

ストーリーに謎や深みがない

キングダムハーツ1はソラがリクやカイリを探し求めて旅をして、色々な謎を追及していました。2だとロクサスという謎のキャラからスタートし、ソラが目覚め、やはりリクやカイリを探し求めていたり、キーブレードを二刀流にするなどの驚きがありました。また、13機関のアクセルように魅力的な敵キャラが産まれ、ストーリーを飾っていた。

3では、ソラはリクとかカイリと何時でもあえるような世界観で、ソラが「目覚めの力」を探しにいくんだけど、あんまり謎も深みもなくてストーリーが薄いと感じました。ソラの成長のしかたも乱暴で、1や2はストーリーに応じてアビリティーを覚えていくが、今作ではそういう設定がない!特定のイベントをクリアしたらいきなりアビリティーにスーパーグライドが増えてるようになっているとか、全然わくわく感がなかった

キャラクターと世界観(

馴染みのキャラや効果音がキングダムハーツ

操作音は過去作を踏襲しているため、キングダムハーツをプレイしているなって気がします。過去作をプレイした人にとっては、なつかしいキャラもいると思います。ドナルド、グーフィーなどは相変わらずです。今回は最後のほうに二人が男を見せる場面があり、そこは感動しました。

ディズニー好きには感動がある

ディズニー好きな人にとっては映画の世界観そのままで、映画のキャラクターと一緒に冒険が出来るという良さがあったと思います。今回はトイストーリー、モンスターインク、アナと雪の女王、ベイマックス、ラプンツェルなどの世界観が取り入れられており、これらの映画が好きな人にとっては楽しい世界だったのではと思います。とりわけ、アナ雪やラプンツェルでは映画さながらのシーンが再生され、この映像は壮健でした。

上のキャプチャー画像はモンスターインクの世界です。ブーの表情がちょっと固かった気がしました。

グミシップが面白い(

グミシップは大分進化していて楽しかった。キングダムハーツⅢは45時間プレイしたのですが、その内の10時間位はグミシップをやっていた気がします。

オープンワールド化

グミシップのワールドがオープンワールド化しました。一定のコースをシューティングするだけではなく、色々なエリアの探索が出来るようになりました。宙域に様々なシンボルが浮遊しており、このシンボルと接触することで、ボスバトルやたくさん倒せ、早く倒せといったバトルが発生する仕様です。各バトルにはスコアに応じてEXPや報酬が設定されています。

キーブレードの強化素材が入手できる

グミシップの世界で隕石を壊していると、キーブレードの強化素材である「フローライト」や「ダマスカス」、「アダマント」、「エレクトラム」や「ミスリム結晶」といったアイテムが手に入る為、グミシップでの航海が攻略の為に無駄ではないことも、グミシップ攻略のモチベーションとなりました。

上のキャプチャー画像はグミシップの世界です。隕石を壊すコトでアイテムが手に入ります!

レベルを上げるのが楽しい

レベルを上げることで、グミシップに装備できる最大コストが増えていく。どんどん強い武器をグミシップに積んで攻略を快適にしたいという思いからレベル上げが楽しかったです。

上のキャプチャー画像はグミシップの設計画面です。過去作と同じ様に思い思いのグミシップを造る事が出来ます!

操作感が悪かった

不満を上げると操作制が悪かった。最後のほうまでアクセルがL1ボタンであることがわからなかった。あとはカメラの初期設定がものすごくユーサビリティーが低く設定されている。設計図を用いたグミシップの使用にはコストを考慮する必要がないことがわかっていなかったので、最後のほうまで自作グミシップで飛び回っていた。出陣時の設定時で設計図を用いたグミシップに切り替えが出来ることとか操作のチュートリアルがあってもよかったかもしれない。

戦闘システム(

シチュエーションコマンドが特徴的

何回か敵をキーブレードで殴っていると、様々なシチュエーションコマンドが発動できるのが本作品の特徴だ。主に実行できるシチュエーションコマンドは、「キーブレードの変形」と「アトラクションフロー」の2種類。戦闘では、しばしば危なくなるシーンがあるのだが、シチューエーションフローを発動すると無敵時間が発生する為、困ったら△ボタンを押しとけ的なところがあった。最後のほうになるまで使いこなしていなかったが、たくさんのシチュエーションコマンドが並んだ時にL2ボタンで発動コマンドを選択するのが、バトルのコツの一つだった。

キーブレードの変形

本作では、過去作同様色々なキーブレードが用意されており、どのキーブレードにも1回は変形コマンドが用意されている。変形することで戦闘アクションが変わり強くなる。後のほうに出てくるキーブレードは2段階の変形フォームが設定されており、例えばキーブレード⇒爪(1段階目)⇒ブレード(2段階目)といった形で変形が進み、変形するほど戦闘を有利に進められる。

アトラクションフロー

アトラクションフローではディズニーリゾート内にあるアトラクションを体験するイメージで敵に攻撃を与えることができる。メリーゴーランドに乗ったり、コーヒーカップに乗ったり、バイキングの船に乗ったりといった形だ。私は結構シューティンググライドといったシューティングモードになるアトラクションフローが楽しかった。あとは、ゲーム中に2回しか発動が出来なかったが、汽車に乗るアトラクションフローは楽しかった。

上のキャプチャー画像は「マウンテンコースター」のアトラクションフローです。使えるタイミングが特定のイベント戦に限られるのですが、爽快で楽しかったです!

ロボットアクションが楽しかった

トイストーリーのワールドの「トイボックス」では、ギガースと呼ばれるロボットに乗って戦闘が出来る。ギガースも青、赤、紫、緑と4種類のカラーがあり、それぞれ出来ることが違って、ロボット操作で戦闘するのが楽しかった。私のお勧めは紫色のギガースだ。シューティングのスピードが速いのと、必殺技のビームみたいなやつも打つのが楽しかった

上のキャプチャー画像は青色のギガースに搭乗した操作画面です。ロボットの操作は中二心をくすぐる「ブースター」みたいなコマンドがあって、楽しかったですw

パイレーツモードが楽しい(

グミシップに次いで、パイレーツオブカリビアンの世界が楽しかった。何が楽しかったかというと船での海賊船隊バトルと航海だ

海賊船隊バトルが楽しい

自分の船に積載されている砲台を使って敵、敵船を撃破する。チュートリアルにもなくて、最初は気づかなかったが、敵の弱点みたいなものが設定されており、そこを攻撃することで、敵を倒すことが出来るのを知ってからは戦闘が楽になった。大型船隊との戦闘した後は、敵船に乗り込んで通常戦闘するという場合もある。通常のソラ達のキャラクターのレベルとは別で船のレベルがあり、これを上げることで戦闘が有利になる。

上のキャプチャー画像は海賊船隊バトルのモノです。赤い丸が敵の弱点で、そこを攻撃するコトで敵船を撃破しやすくなります。

航海で島を探索するのが楽しい

船で世界を回って、島に降りて冒険する。白いカニを集めることで、自船のレベルを上げることが出来る。探索が楽しくて気づいたら7レベル位まで上がっていた(レベル9がMAX)。船のレベルを上げていなかったら攻略は結構難しかったかもしれない。

上のキャプチャー画像は航海図の画面です。自分の集めたカニの数や、船のレベルが確認できます。右の図面を見ながら、次はどこの島にいってみようか確認します。

幸運のマーク探しが楽しい(

各ワールドには10個程度のミッキーのマークが隠されている。このマークを見つけて写真を撮るのだが、見つけたときが楽しかった。FF15もそうだが、スクエアエニックスさんは写真にこだわっていると感じました。

上のキャプチャー画像のように、ミッキーのマークが色々な所に隠されています。これを発見したときが嬉しかったです。リアルの世界でもミッキーのマークを見つけて投稿している人もいたなw

料理(

フィールドで集めた食材を用いて、料理をするミニゲームがあるのだが、これの難易度がすごく高かった。操作次第で、料理結果に差が出るのだが普通に料理を完成させるのも難しい。特に卵を割るやつと、炒め物をする奴。料理によっては入手難易度が高い(他のミニゲームで取得するなどめんどい)ものがあり、料理をすべて創るのは難易度が高いと感じた。

上のキャプチャー画像は料理のミニゲーム。このミニゲームはとても難しく、挑戦する為にはかったるい素材集めをしなくてはならないので、コレクションするのは諦めました。

ミニゲームが多過ぎ!(

本作はミニゲームがやたら多い。フィールドを探索すると手に入れられる23個のクラシックキングダムと呼ばれる大昔のユーザーインターフェースの携帯ゲームから、おなじみのゆーやのミニゲームや、各ワールドに用意されているセブンプリンズとか全部やると時間がいくらあっても足りない。

上のキャプチャー画像は、レトロなミニゲーム。フィールド上の宝箱などから入手できます。1つ1つのゲームに時間が掛かるので、こちらもコンプリートは面倒になりました。

読込スピードが遅い!(

ワールド変更やシーン変更の読込スピードがとてつもなく遅く感じた。PS4 Pro向けに造られているのだろうか?待ち時間だけでトータル1時間は待たされている気がした。

やりこみの報酬が寂しかった(

幸運のマークの報酬や料理、クラシックキングダムの報酬がしょぼくって、やりこみをする気がなくなってしまった。もうちょっとゲームバランスが整っていたら長く楽しめたかもしれない。

まとめ

レベルを97位まで上げたり、幸運のマークやグミシップはやりこんだので、全体で45時間もプレイしてしまったけど30時間位あれば普通にクリアは出来ると思います。なんだかんだ、私は過去作をプレイしていたので楽しめたかなと思います。総評★3.5()位かなー。総括します。

まとめメモ

  • 過去作やってないとつらい
  • 最近のディズニー作品が好きなら楽しめるかも
  • グミシップ楽しいよ
  • パイレーツオブカリビアンの世界楽しいよ

 

ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/

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