おはこんばんにちは、ゆーや@価値主義の伝道者です。
最近、育児や仕事に気おされて、めっきり価値主義やらティール組織に身が入っていないのですが、そんな中でも富裕税という税制度が導入されるという記事を観て、これが資本主義が価値主義へ変遷を遂げる為の呼び水となるように思ったので、その考えを共有します。
こんな方におすすめ
- 価値主義に興味が在る方
目次
富裕税とは?
まずは、富裕税とは何ぞやということで、私のお気に入りのGIGAZINEから引用紹介します。
富裕税とは、総資産から総負債を差し引いた純資産に対して課税する税金のことで、毎年の所得に課税される所得税とは別に徴収されます。資産に対して課税することによって富の偏りを調整することができると考えられていますが、かつて富裕税を導入していた多くの国ではすでに廃止されており、記事作成時点で富裕税が存在するのはスイス・ノルウェーなど一部の国のみです。日本でも1950年~1953年に富裕税が導入されていましたが、税収総額の少なさや税務執行上の問題が浮上したことから廃止されています。
引用:GIGAZINE『毎年の所得ではなく保有する資産に課税する「富裕税」はどれほどの税収を政府にもたらすのか?』
富裕税の導入検討の背景
世界の富豪上位2153人が2019年に独占した資産は、最貧困層46億人が持つ資産を上回ったそうです。2153人ていうのは、人口の比率て言うと、暗算が間違っていなければ0.0028%位なのです。その割合の人間にものすごい富が集中していて、著しい不均衡が起きているコトがわかりますね。この不均衡をならすだけで、幸せになる人が増えるのは想像するに容易いですね。
富裕税が導入されたらどうなるか?
で、富裕税が導入されたらどうなるか、自分が富裕層のつもりで想像してみました。仮に、私が富裕税を課される対象だったら、国や地方自治体に納税して、不毛な使い方をされるくらいなら、もっと価値ある使い方をしようとします。
富裕層もこういった考え方をする方がいるはずなので、多少なりとも富裕層の方々がお金をより価値あることに使途しようとするに違いありません。
この変化は、資本主義から価値主義の金の扱い方の変化に符合するなと思いました。
資本主義と価値主義の金に対する考え方の違い
資本主義と価値主義の金の扱い方ってなんだって思われる方が大多数だと思うので、簡単にこの辺りをご説明します。
資本主義と、資本主義の次にやってくると目される価値主義は、お金に関する考え方が違います。
資本主義は金を行使するコトで行動力が得られる為、金の貯蓄を目指します。
対して、価値主義では行動力の源泉が金の使途に対する評価やその蓄積から得られる影響力で行動力が得られる為、金を如何に価値のあることに使途するかを目指します。
金の使途に行動力を宿るのか?
価値主義で、何故に金の使途に行動力が宿るかというと、金の使途が可視化される為です。金の使途に行動力を宿らせるには、使途の開示とワンセットとなりますが、最近ではこの辺りに気づいて行動を起こしているイノベーターが増えてきました。
元ZOZOの前澤さんとかがベーシックインカムを毎日実施しているお金配りおじさんになっています。あの使い方は、注目度は高まるかもしませんが、金の配る先に価値がないので、猿だなとしか思いませんが。
今は、この金の使途と使途の蓄積を開示するコトを目的とした仕組みが無いですが、私の予想ではこの仕組みが出来たタイミングで、金のバブルがはじけると思っております。
言い直しますが、現段階における金の価値はバブルなので、そのうちはじけますが、そのタイミングで蓄財された金に宿る行動力は暴落し、価値ある使途に費やした人や仕組みに流入すると思っています。
そんなわけないだろうと考える人が、99.9999%位だと思っていますが、誰も未来を予知した人なんていないので、否定も出来ないと思っています。
まとめ
富裕税が価値主義への変遷を後押ししそうなように思えるので、富裕税の導入に賛成!というのが私の主張です。
たぶん理論が色々と飛躍しているので、脱落した方が99.99%位かもしれませんが、持論をアウトプット出来たので満足です。
最後まで閲覧いただき、ありがとうございました。
ではでは(^^)/