ヘルスケア

酸素カプセルで知る酸素と呼吸の重要性

2020年1月14日

あなたは、酸素を十分に摂取するコトが出来ると、それだけで色々と健康が促進できるって知っていましたか?

当たり前すぎて普段は意識するコトがないですが、酸素って身体の中で非常に重要な役割を担っております。また、同じく当たり前のように無意識に実施している呼吸の質によって、酸素の吸入量は変わり、健康に大きな影響が出ます

本稿の前半では、この酸素の重要性であったり、酸素が十分に供給された際の健康効果を簡単にご紹介し、後半では、酸素を多く摂取する為の方法を紹介しつつ、その手段の1つである酸素カプセルの利用体験をご紹介します。

こんな方におすすめ

  • 肩こりに悩む方
  • 猫背を治したい方

酸素が身体に重要な理由

酸素が枯渇すると末端細胞が機能不全になる

普段意識することはあまり無いですが、全身にある約60兆の細胞が酸素をエネルギー源として必要としています。もし、酸素が行きわたらなければ、細胞は死んでしまいます。

人は呼吸活動が万全でも十分な酸素で満たされているわけではありません。呼吸で十分な酸素が摂取出来ていない場合、生存の為に必要な細胞の順に優先的に酸素が供給されます
脳や内臓に酸素が供給されないと、生きていけないのでこちらに優先的に酸素が供給されます。

この結果として、末端の細胞には酸素が届かずに枯渇状況が発生し、細胞が十分に力を発揮できずに、肩こりや五十肩など、様々なこりのような状況が産まれるそうです。
また、こうした酸素の枯渇状態は、精神にも影響を及ぼし、不安を感じやすくさせるそうです。

酸素の摂取量を増やすと改善するコト

酸素の摂取量を増やすコトで酸欠状態の細胞にも酸素が行き届くようになります。
この結果、次のような様々な健康効果が得られます。

  • 筋力のパワーアップ
  • 強張った筋膜の張りの弛緩(肩こり、猫背の解消)
  • 血流の改善
  • 不安感の解消

酸素を用いた治療で奇跡が起きる

水難事故から奇跡的に生還したものの、重度の脳障害に陥った子供が、酸素を用いた治療で改善したという事例もあります。


それだけ、酸素の力は偉大なのだというコトですね。

酸素の摂取量を増やす方法

肺の認知を変える

酸素の吸入量は、自分の呼吸器官に対する認知を変えるだけで変える事が出来ます。大多数の人は、肺の拡張領域が身体の上の前面と認知しています。

しかし、実際の肺は体の背面まで拡張します。この認知を持っているだけで、呼吸が深くなり、酸素の摂取量が改善されます

鼻呼吸を行う

現代人の9割は、口呼吸をしていると言われています。この呼吸を鼻呼吸にするコトで、酸素の摂取量が増やせるようになります。

酸素カプセルを利用する

酸素カプセルを利用するコトで、多くの酸素を取り込んだ状態を経験出来ます。この状態が心地よいというコトは、逆に普段の呼吸では十分に酸素を摂取出来ていないと言えます

この普段の自分の呼吸状態を調べる為に酸素カプセルに入る事が有効だと思います。また、酸素を十分に取込んだ状態の良さを体感するコトは、呼吸を改善させようというモチベーションを喚起させてくれる効果もあります。

というコトで、実際に私が酸素カプセルを利用してみた体験をご紹介します。

酸素カプセルの紹介

酸素カプセルを利用した体験をご紹介する前に、酸素カプセルの原理や注意点を軽くご紹介します。

酸素カプセルの仕組み

酸素カプセルってイメージ的には、カプセルの中にたくさん酸素があるイメージを持たれるかもしれませんが、実はそうではありません。酸素は体内では通常はヘモグロビンに載って細胞にとどけられますが、酸素カプセルの中では加圧されるコトで、ヘモグロビンを介さない形で直接血液に溶け込みます。この血液に溶けた酸素は、ヘモグロビンよりも小さい為、毛細血管なども通過するコトが出来、末端の細胞まで運ばれます

酸素カプセルに入る前の注意点

食後の利用は避けたほうが良い

酸素カプセルに入ると、加圧の影響で、胃や腸などの消化器官に過剰な負担がかかってしまいます。また、食事直後だと、身体が交感神経優位に傾いており、興奮状態にあります。この状態だと酸素カプセルによる疲労回復効果も小さくなるそうです。なので、食後を避けて利用するようにしましょう。

耳抜きが出来ない人は避けたほうが良い

酸素カプセルの中は、気圧が変化する為に、スキューバーダイビングと同様に耳抜きをする必要が出てきます。これが出来ないと、気持ちが悪くなりパニックになってしまう可能性もあるので、利用には注意が必要です。

酸素カプセルでの体験紹介

カプセルに入る前のセッティングが重要

私は身長が185 cmあり、結構大柄なので酸素カプセルの中は少し狭いです。毛布などを渡されるのですが、締め切られてからだと、布を伸ばすのが困難なので、酸素カプセルに入るタイミングで身体に羽織える状態にしておきます。酸素カプセルの中でも、スマホなどは使っても問題ないので、スマホを忘れない様にしましょう。

加圧での酸素供給による体感の変化

酸素カプセルに入ると、最初の5分で加圧がされます。結構耳に圧力を感じるので、頻繁に耳抜きが必要になります。

加圧が終わると、胃腸⇒肺⇒全身といった順で各部位が暖かくなるような感覚を覚えました。また、脳も色々な部位を知覚するような感覚を覚え色んな感覚器が敏感になるのを感じました。また、加圧の影響からか、鼻が少し詰まりました。酸素をしっかり取込まないと勿体ない気がしたので、口と鼻と両方で酸素を多く摂取出来るように呼吸しました。30分ほど経過した時点から、もう気持ちが良くなったので、そのまま眠りにつきました。

最後の5分は減圧ですが、この時間も耳への減圧が気になっていたので、頻繁に耳抜きをしました。

結果としては、非常にリラックスが出来た時間を過ごせました。また、次の日の寝起きがすこぶる良かったので、疲れがしっかりとれていると感じました。お家で毎日これに入って寝られたら、快適な毎日を過ごせるかもしれないですねw

それだけ、日々の呼吸では酸素を上手く摂取出来ていないというコトかなw。

まとめ

今回は、酸素の重要性をご紹介し、酸素を十分に取込むことで、健康が促進できる事をご紹介しました。

また、酸素が十分に摂取する方法であったり、酸素が十分に身体に行き届いた状態を知るべく酸素カプセルを利用するコトの意義と体験を紹介しました。

興味が在る方は是非、酸素カプセルを利用してみてくださいね!

といったところで、今回はここまでです。

ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/

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ゆーはち@ライフハッカー

ヘルスケアをはじめとするライフハック情報を発信し、常識の新陳代謝を促しています! 主な著書は「新陳代謝すべき健康の常識

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