おはこんばんにちは、ゆーや@西野亮廣エンタメ研究所メンバーです。
オンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」に参加して、はや1年経ちます。このオンラインサロンは「映画えんとつ町のプペル」のメイキングをメインコンテンツにしているのですが、遂に2020年12月25日に公開ということで形となったので、公開初日に観に行ってきました。
「大人も泣ける」というふれこみの期待を裏切らない感動があり、多くの人にこの素晴らしい作品を知ってもらいたいと思いましたので、映画を観た感想を共有します。
こんな方におすすめ
- 感動する映画を観たい方
目次
5回泣いたよ「映画えんとつ町のプペル」を観て
えんとつ町のクオリティーが高すぎ
ちょいちょい出てくるえんとつ町のクオリティーがヤバすぎ。映像で立体感を出す際は、何層かのレイヤーを作るそうなのですが、プペルではその限界として、カスタマイズのモンスターマシンを使わないと作れないような800レイヤーでえんとつ町を描いているそうです。えんとつ町の風景はシーンが変わる際に差し込まれるのですが、そのたびに、この映像に圧倒されました。
5回泣いた
自分が泣いたポイントをご紹介。少なくとも5回は泣きました。具体的に覚えているポイントをいくつかご紹介します。
- ブルーノの口上
「立川志の輔」さんが声優を務めるキャラクターのブルーノの語りが熱かったです。著書『ゴミ人間』にそのフレーズが乗っているので、引用します。他の誰も見ていなくてもいい。黒い煙のその先に、お前が光を見たのなら、行動しろ。思いしれ。そして、常識に屈するな。お前がその目で見たものが真実だ。あの日、あの時、あの光を見た自分を信じろ。信じ抜くんだ。たとえ一人になっても
引用:『ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある』 - プペルが毎日臭かった理由
プペルが毎日臭かった理由と、プペルが自分の脳である腕輪を差し出そうとしたときのルビッチとのやりとりが泣けた。 - ルビッチ母がルビッチを送り出すときのブルーノに関して話した内容
お母さんが、ルビッチを送り出すときに言い聞かせる時に、ブルーノの言動を「あんな人が嘘をつけるわけないじゃないの!」と言っていたところ。 - プペルがブルーノに重なるタイミング
ハシゴを上るときに下を見るなの件や、帽子をルビッチにかぶせる描写、鼻の下を指でこする癖、過去にブルーノがした仕草がここで利いてくるのかと思いました。
最後のほうに、実体はゴミ人間だけど、影がブルーノになっているところを見て、「あーそうだったのか」ってなりました。
終盤は口の中がガクガクと、アドレナリンが出ている感覚があり、かなり泣いてました。後で付けていたマスクを見てみたら、よくわからない涙染みが出来てましたw
周りからもすすり泣きする声が結構聞こえてきました。
キャラが良かった
全てのキャラクターの背景まで描画されていないんですが、脇役のキャラの良さを感じました。アニメ化したらきっと色々なキャラの深堀されるんだろうな。
で、とりわけ、オリラジの藤森さんが演じるスコップがとても良いキャラでした。藤森さんが完璧に演じきっていて、普通の声優さんに出せないお笑いタレントだからこそ魅せられる魅力を感じました。
Youtubeで応援のラップを作っていましたが、ここまでガッツリキーマンとして登場していたのは意外でしたねw
スコップが居なかったら、ブルーノは夢に走らなかっただろうし、ルビッチ・プペルも地上に出られなかったかもしれない。船も空に旅立てなかったかもしれないし、ホントキーマンでしたね。
設定の緻密さ
ルビッチやプペルにつらくあたるアントニオであったり、町を取り仕切っている異端審問官が、今回の敵役にあたるのですが、悪役には悪役の理由がきちんと描かれているところが良かったです。
西野さんがその昔、日本中から叩かれたときに、相手の気持ちに寄り添って得た教訓が、心理描写で表現されていると感じました。
また、えんとつ町は空が観れないから、天体の法則が無い為に、時計の針が12時間では無くて8時間であるとか、こまかーい設定があるそうです。それがバックグラウンドとして、機能しているからこそ、ストーリーの厚みを出していると感じました。
オープニングからエンディングまで楽しめる
オープニングはこの間ご紹介した通りですが、180秒の掴みで音や映像の品質の高さを見せつけられます。
エンディングはストーリーから自然な流れで、ロザリーナさんの歌で移行し、他の映画であるあるのストーリーと全然関係ない楽曲が演奏されるみたいなどっちらけ感が無くて良かったです。
エンディングの挿絵のムービーでは、えんとつ町のその後が描かれており、次回作への期待感もありました。
どの楽曲も良い
オープニングとエンディングを合せて、劇中には楽曲が4曲挿入されるんですが、どの曲も良かったです。特に劇中挿入歌は認知度が少ないと思いますので、Youtubeの動画を張り付けておきます。
エンドロール後に巻き上がる拍手
エンディングが終わった後に、色々なところから拍手が巻き起こってました。勿論、私も拍手をしていました。
色々と感想を綴りましたが、映画の出来はこの拍手だけでも測れるかもしれませんね。
まとめ
今回は、公開初日の「映画えんとつ町のプペル」を有給を取って観てきた感想をお届けしましたが如何でしたでしょうか?
ちょっとでも興味を持たれたという方は、閲覧するのを強くお勧めします。お子様がいらっしゃる場合は、ポケモンとか鬼滅ではなくてプペルをお勧めします。今後の生き方の土壌になる気がするからです。
といったところで、今回はここまでです。
ご閲覧ありがとうございました。
ではでは(^^)/