ヘルスケア ライフハック

歯磨きの常識をアップデート(2/3:虫歯が出来るプロセス)

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前回に引き続き、歯磨きの常識を見直していきます。
「敵を知り己を知れば百戦して1戦危うからず」という事で、歯磨きの目的である虫歯についてみていきます。

虫歯のプロセス

歯垢の付着

食後は口内に常在している細菌が糖を分解・代謝して酸性に傾きます。
酸性の状態においては、唾液が歯と歯垢(※)の橋渡しをして結びつけてしまいます。

※歯垢=プラーク・・・菌とその菌が作り出した粘着物質の塊。
組成としては75%が菌、そして残りは菌が作り出した粘着物質。
粘着物質はバリアーの役目をなし、唾液の侵入を防ぐ。

ぷー
口内の糖分を早期に除去すれば、酸は生成されない⇒pHは酸性になりにくい。
だから、まずは単純に口ゆすぎ、うがい」が有効そうやな。
付着した歯垢は、歯ブラシや歯磨き粉の研磨剤で除去せんと。だけど、歯磨き粉は嫌やな。

歯の脱灰と再石灰化

脱灰=歯垢による歯の腐食

歯垢をそのままにしておくと、歯垢中の菌が食事の際に糖を分解し、酸を排出します。
この酸が増え、歯の表面のpHが5.5以下になると歯が溶けます。
この歯が溶ける現象を脱灰と呼びます。
口内のpHが酸性に傾くのは、食後の40分で、この間は歯が溶け続けているわけです。

再石灰化=唾液のミネラル分を用いた歯の修復

pHが6.0以上の中性領域においては、歯の脱灰が止まります。
このpH中において唾液中のリン酸とカルシウムによって歯が修復されます。
この現象を再石灰化と呼びます。

虫歯の進行=脱灰>再石灰化

日常生活においては上記の脱灰と再石灰化が繰り返されます。
脱灰量>再石灰化量 の場合に虫歯が進行します。

ぷー
虫歯って不可逆的な事象のイメージがあったけど、実は可逆的な事象なんやな。食事をするとその都度、脱灰するやろうから、間食はあんまりせんほうがええな。

虫歯の進行度

虫歯の進行度は、歯の部分によってC0~C4までカテゴライズされます。
虫歯のステージ

この図の中の緑色の進行度合いであれば、再石灰化によって治癒が可能です。
進行度の状態・痛みなどを下表に整理してみました。参考にしてください。

ステージ 腐食到達
個所
状態 痛み 治療方法
再石灰化 歯医者での治療
C0 歯の表面 歯の表面に、白斑・白濁
エナメル質の表面が脱灰されて、白く見える
なし
C1 エナメル質 エナメル質がの内面まで到達した状態 なし
C2 象牙質 エナメル質をこえて、象牙質まで達した虫歯 歯髄には達していないので、強い痛みはない
冷たいモノや甘いモノなどでしみる
進行すると熱いモノでもしみる
可? 腐食部分を削り、埋めモノをする。
C3 神経 歯髄に達した虫歯
自覚症状がなく、歯髄まで虫歯が進行していることもある。放置すると、バイ菌の感染がどんどん進んでいき、神経を殺してしまい、根っこの先に膿みの袋をもつようになる。(根尖性歯周炎)
上記に加えて、
歯髄炎をおこし、激しい痛みがでることがある
不可 神経をとる治療が必要
(感染根管治療)
C4 神経の根の先(歯冠部) 虫歯で歯が崩壊して、根っこが残った状態
ほとんどが、根の先にバイ菌が感染してしまっている。(根尖性歯周炎)
放っておけば、どんどん進行し、抜歯の必要性が高まる
同上 不可 神経をとる治療(感染根管治療)
または、抜歯

 

虫歯の判定

虫歯は、見た目では判断できないそうです。
黒くても虫歯ではない可能性があります。
気になっている方は歯医者にいきましょう。

歯石の生成

歯垢は除去しないで放置すると、唾液中成分のリン酸とカルシウムが沈着し、どんどん堅くなります。
放置すると2~14日をかけて歯石になると言われています。
歯石になってしまうと歯医者さんにいかないと除去が出来なくなってしまいます。

ぷー
一時期、唾液が虫歯に効果的という話を聞いて、キシリトール入りのガムをたくさん噛んでいた事があったな。この時に歯石が出来たけど、すぐに歯ぐきから血が出るし、臭いも出るし悩みの種やったわ。単純に口内のpHを中性に保つだけだと、不完全で歯垢も除去しないといけない。特に下前歯の裏は、唾液線の前なので、歯石が出来やすいって言われたな。

歯磨き粉と虫歯のプロセスを知った上で、私の中の最適な歯のケア方法の解を次回ご紹介します・・・

ではでは(^_^)/

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